第8回おもいやりあふれるまち阪南 まち・ひと・しごと創生委員会が開催されました

3日ほど前ですが、第8回おもいやりあふれるまち阪南 まち・ひと・しごと創生委員会が開催され、傍聴させてもらいました。

内容は阪南市総合戦略に掲げるKPI(重要業績評価指標)の進捗についてと、重点事業の効果検証・内部評価についてでした。

総合戦略とは、平成27年10月に策定された「阪南市の将来をこうしよう」という計画で、大きな目標として、

~阪南市将来人口のゴールセッティング~
2060 年時点で人口「約 44,000 人」を確保する。
○ 合計特殊出生率を 2040 年までに 2.07 まで上昇させる。
○ 2020 年までに社会増減±0をめざす(転入促進と転出抑制)。
○ 年齢構成のバランス維持により持続可能な地域社会を実現する。

こういうゴールをセッティングしています。詳細までは今回ツッコみませんが。

さて、この総合戦略における重点事業(地方創生推進交付金事業)として平成29年度は、

(1)めっさ旨い!阪南うまいもんプロジェクト(まちの活力創造課)

(2)次世代へつなげ、夢の懸け橋プロジェクトⅢ(まちの活力創造課)

この2事業が対象となり、それぞれ内部評価として「A:非常に効果的であった」「B:相当程度効果があった」「C:効果があった」「D:効果が無かった」の4区分評価のうち「C」の評価でした。それぞれ事業費は1,000万円強、合わせて2,000万円強です。

会議では委員の方々から費用対効果、評価指標の設定、今後の展開について、さまざまな角度から指摘や質問がありました。KPI自体の意味も議論されました。市民へのアンケートで「阪南市内で黒毛和牛が育てられていることを知っていますか?」と聞いたところ、72.5%が知らないと答えたらしく、情報発信にも問題があることも指摘されました。

委員会のまとめとしても、

(1)平成28年と比較して平成29年は実績が落ちすぎている!

(2)効果が落ちた事業については、やり方を変えてチャレンジすること。良いことばかりを並べずに課題に向き合うことも大切。

など、相当厳しい意見飛び交う委員会でした。

市長は冒頭あいさつの部分だけで他の公務のため退出しましたが、この会議の報告を受け、どのように対処するのか注視したいと思います。

お忙しい中お集まりいただきました委員の皆さん、ご準備いただきました皆さん、ありがとうございました。

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