世間は夏休みになりましたけど、ここ1カ月ぐらいの異常ともいえる酷暑に伴って「小中学校のエアコン」がニュースになっています。
阪南市の公立小中学校におきましては、2年前に議会の代表質問でも触れさせていただきましたが、平成29年度、昨年度中に小中学校のすべての普通教室と主だった特別教室にエアコン設置が終わっており、本年度から運用が始まっています。
ただもちろん、年がら年中、朝から晩までエアコン付けっぱなしで良い訳ではなく、環境負荷低減と快適な学習環境づくりのバランスをとって以下のように運営指針が定められています。
(夏のエアコン運用)おおむね6月下旬から9月中旬まで、おおむね11時から15時まで、設定温度は28℃。教室の十分な換気に心がけ、カーテンの活用や扇風機の併用などでエネルギーの節減に努める。
(冬のエアコン運用)ストーブを持つ学校はストーブ。エアコンを使用する際はおおむね12月上旬から2月下旬まで、必要最小限の稼働時間で、設定温度は18℃。十分な換気とカーテンの活用。室内の乾燥にも十分注意すること。
上記、指針を基に学校長の判断により光熱水費などの運営抑制に努め、地球環境への配慮など創意工夫を加えた管理及び運用をする、となっています。これからも子ども達の快適な学習環境づくりのためにこのエアコンが役立つことを望みます。
なお全国的に見てみますと、文科省の去年のデータで小中学校普通教室へのエアコン設置率は49.6%、大阪府は77.3%です。
写真はエアコンとは関係ないのですが、尾崎中学校のブロック塀(門より向う側の部分)は撤去され、フェンスの設置工事が完了しています。