大阪府北部地震発生に伴う学校園に関するブロック塀などへの対応について

去る6月18日の大阪府北部地震についてはこのブログでも書かせていただきまして、その際、大阪府が通学路の安全性確認のため、各市町村の教育長に対して通達も出しておりました。

昨日の読売新聞では学校園に危険な塀が1万2640校にある、というようなショッキングな記事も出ておりました。

去る8月3日の厚生文教常任委員会で阪南市の教育委員会からブロック塀調査の結果が報告されましたので、お伝えします。

6月18日 地震発生、被害状況確認

6月19日 尾崎中学校、尾崎小学校、東鳥取小学校通学路などのブロック塀調査

6月22日 大阪府教育庁より通学路のブロック塀の点検(29日締め切り)通達。

6月26日 東鳥取小学校の通学路変更(石田保育所ブロック塀※が危険のため)

6月27日 旧東鳥取小学校のブロック塀撤去

6月29日 通学路の安全点検結果を大阪府教育庁に送付

6月30日~7月16日 尾崎中学校のブロック塀撤去

※ 石田保育所に関しては、撤去および目隠しフェンスの設置について業者選定中。

上記のような対応でした。

大阪府教育庁に送った「通学路のブロック塀の安全確認」内容は以下の通りです。

・阪南市内公立幼小中学校17校、回答率100%、問題個所1,003箇所

大阪府教育庁が報道機関に提供した内容

・対象校2,062校、回答率598校30%、問題個所8,924箇所(大阪市、堺市除く)

ちょっと!大阪府下で通学路調査実施したの30%だけですか?他の市町村どうなってるんですか?

大阪府下で1校あたり平均すると問題個所15箇所(8,924÷598)なのに、阪南市では1校あたり59箇所!(1,003÷17)

まぁ、阪南市は丘陵地が多いので危険なブロック塀が多いことも確かですが、他の市町村の学校、ちゃんと調査してます?

それにに比べて、阪南市は全庁挙げてしっかり調査していただきました。いざというときのチームワーク素晴らしいです。職員皆さんありがとうございました!

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