続きです。「市長による市民説明会は計画していただく」「パブコメによる意見採用もどこをどうするか検討する」

昨日のブログの続きで、総務事業水道常任委員会についてです。

・行財政構造改革プランのパブリックコメントについて

今までの経緯としては、行財政構造改革プランが発表され、それについてのパブリックコメント(パブコメ)が40人から合計59件出していただきまして、今回の委員会ではそれに対する市の答えを踏まえての委員会の議論です。

まず、Q&A形式で昨日のやり取りを見ていただきます。Q(クエスチョン)が私(上甲)の質問、A(アンサー)が答弁です。

Q.パブリックコメント(パブコメ)の変更点一覧表が出ているが、パブコメの内容を反映したものがあるのか?

A.ない

Q.指定管理のこれまでの経済効果について

A.5か年で3憶3300万円の経済効果。市民病院についても昔のような赤字補填を行っていない分、一定の経済効果が認められる。

Q.図書館の指定管理の先例と成功例

A.大阪府内で図書館の指定管理は泉佐野市、和泉市、高石市、大阪狭山市、枚方市、八尾市、大東市、摂津市、東大阪市の9市が実施している。導入については関係団体と協議調整を重ねる必要がある。パブコメの意見を参考にし今後進める必要がある。

Q.市民協働に対するプロセスについて

A.(市長)一番大切なものは「住民自治の推進」「協働のまちづくりの推進」である。理念だけでなく、作業過程においても一貫していく。いま公民館や図書館が抱える問題を解決するために市民共同参画を実現していく。

Q.市民協働について、市民活動センター夢プラザや阪南はなやか観光協会の例がある。市民は阪南市の「市民協働」を信頼していない。まずは信頼回復ではないか。

A.(市長)信頼回復という認識は複雑だが、現状の社会教育施設の置かれている問題がある。これからもしっかり信頼を構築をしていきながら行革を進めていきたい。すべての施策に市民協働参画の推進を念頭に置いて住民の皆さんに市政を運営していただきたい。

Q.市長に説明してほしい。説明会というより意見交換会をしてほしいという意見が多いが?

A.(市長)そうした声に対してはできる限り出向いて意見交換をさせていただく。

Q.意見交換会・市民説明会を開くということでよいか?

A.(市長)説明会は計画させていただく。それぞれの団体や活動者の声があれば出向いていく。

Q.声をかけてもらったら行く、というより市長自ら飛び込んで行かなくてはならない。

A.(市長)そういった思いである。

Q.それがプロセスである。これだけのパブコメをもらっていて内容を反映していないのは問題だと思うが?

A.(市長)プラン本編の取り組み項目については、全ての作業に(市民共同参画)の理念について書かせていただいてる。職員にも強く指示をしている。

Q.市民に寄り添う姿勢として、たとえば「市民皆さんからいただいたご意見により、図書館・公民館の指定管理については今までの経緯と市民皆さんの協働参画などを最優先し、市民サービスの低価がないように慎重に検討を進めます。」というような一言を約束してほしいがいかがか?追記をしてほしいが?

A.(市長)何ら異存はないので、どこに、どんな風に書き込んでいくのかも含めて検討していく。

以上、私とのやり取りはこんな感じでした。

重要なのは2点。

・今後、市長による説明会が計画され、市民説明会が開催される。

・たくさんのパブコメの意見を反映した「変更点」が追記される。

市民協働参画ということばが100回ぐらい(いや、そんなことないっすかね、でも20~30回ぐらいは出てきた印象あります)出てきたんじゃないですかね。その割には私が指摘した点など、なかなか逆行している部分も多い阪南市です。これからもしっかりチェック&提案をしていきたいと思います。

アマモは昨日、市役所玄関からサラダホールに引越ししました。

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