「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」がこの4月から施行されたのを受け、阪南市でも「教育総合会議」が設置されました。
これは全国的に
(1)現在の教育長と教育委員長を一本化(2)首長(市長)を中心にした総合教育会議の設置(3)教育長へのチェック強化・透明化(4)教育大綱の策定
この4つを目玉にした教育委員会改革です。一応システム上では首長が教育に積極的に口をだし、その責任の所在を明らかにすることが目的と言えます。
8月27日に関係者全員が集まり会議が開かれました。傍聴をさせていただきましたのでご報告します。
会議は今までの教育委員会が主導するのではなく、市の総務部みらい戦略室(企画担当)が中心となって進められます。(余談ですが、最近、企画担当の仕事量ハンパじゃないですね、体壊さないでくださいね)
まず市長が会議の議長になり会議が進められます。今回はまず会議を進めるにあたり基本的なことを決めていきます。
・教育行政の責任の明確化
・総合教育会議の設置、大綱の策定
・国の地方公共団体への関与の見直し
・会議の公表に努める
こんな感じの内容が決まりました。これから第2回、第3回と進むにつれ具体的な話になってくるものと思われます。
議案のその他として、阪南市内の整理統合、交通安全、子ども子育て等についての説明があり、大阪府教委の取り組みについての説明もありました。私が特に目についたのは、
・教育コミュニティづくりの活性化
・家庭教育支援の充実、親学習
・幼児教育の推進
その辺りです。子育て・教育は政治の一丁目一番地です。しっかり前向きに取り組んでいきたいと思います。