山中公立小学校跡:地福寺の手前に筆神さんがあります。

今、阪南市が観光地域として「豊かな海」と並んで力を入れております「山中渓」地区。

枝垂桜で有名な地福寺の手前に、今の朝日小学校山中分校(平成28年4月に朝日小学校と統合予定)以前に学校があった跡地があります。

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以下、説明文です。

明治5年6月、新政府の学制発布により、各地にあった寺子屋が廃止されて、旧鳥取郷11ヶ村(東鳥取・西鳥取・尾崎・下荘など)合併の上、尾崎村に小学校が設置されることになった。ただ1村山中村のみは、尾崎村までの通学が非常に困難であったので、当時の戸長(村長)が堺県令(知事に連日熱心に嘆願を続けた結果、この地に小学校を設置することが認められ、仮校舎を建て子女の教育を始めた。のちに、現在の場所(分教場)に移るまで62年間、ここに小学校(当時の校名は堺県立第51番小学)があった。

筆神

この小社は、筆神と呼ばれている。前記の堺県立第51番小学で学習にいそしみ、手習いで使い古した筆をここにまつった。

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