さかそう通信21号を印刷。配布開始。駅立ちは週明けからの予定。総合こども館と和歌山産廃について。

年末で大変バタバタした時期に大変恐縮ですが、来週から駅立ちを開始する予定です。

朝の通勤時間に市政報告書を配布することをお許しくださいませ。

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今回の内容は急きょ、「(仮称)阪南市立総合こども館」についてと、「和歌山市産業廃棄物最終処分場の計画」について。

総合こども館については先日も書かせていただきましたので、今回は和歌山市の産業廃棄物最終処分場について少し書いておきます。

何度もこのブログにも書かせていただいておりますので「お馴染み」になってきたかもしれませんが、今まで長い間、何の動きも見えず「取り下げたか?」と思いきや、12月4日いきなり「紛争予防条例(和歌山市産業廃棄物処理施設の設置に係る紛争の予防に関する条例)の事業計画書」が出され、前に向いて進みだしました。

今までの記事はこちら↓

産業廃棄物最終処分場計画地の現地視察(2014年1月19日)
産業廃棄物研修会(2月21日)
市議会全会一致で要望(4月17日)
産業廃棄物に係る市民活動(6月29日)
阪南市自治会連合会から要望(12月5日)
分水嶺の話(12月27日)
和歌山県知事が和歌山市の産業廃棄物処分場計画にNO!(2015年9月10日)

もともと事業者は市の指導する事前協議にも誠意をもって応じず、阪南市や大阪府から和歌山市に出した意見書にも和歌山市はきちんと答えず、どうなってるんでしょうね、和歌山市。紛争予防条例に書かれております「関係住民に充分な説明会を催し、関係住民との良好な関係を損なわないようにする」の「関係住民」に阪南市民も入れてくれるんでしょうね。しっかり指導お願いしますよ、和歌山市。

しかし一方、

和歌山市議会は今週12月14日、議会において「山口地区に計画されている産業廃棄物安定型最終処分場の建設に関する反対決議」を可決しました。地域から出された請願書に和歌山市議会議員38名中30人が紹介議員となり、発議、議決となりました。以下、その内容です。

阪南市議会もこれから出来ることをしっかり考えたいと思います。

山口地区に計画されている産業廃棄物安定型最終処分場の建設に関する反対決議

山口地区産業廃棄物安定型最終処分場の建設計画については、

一、当該処分場の設置計画場所(以下「計画地」という)の南西斜面からは、湧水が流れ出て七瀬川を経て紀の川に注いでおり、また、計画地を源流とする滝畑川は、住民の飲料水や農業用水など多方面に利用され、大阪府阪南市を流れる山中川、男里川へ注ぐことから、埋め立てられた産業廃棄物により貴重な水資源が汚染されるおそれがある。
一、計画地周辺は、和泉葛城近郊緑地保全地区に指定され、県が「山地災害危険地区(崩壊土砂流出危険地区)」に指定した標高230メートルの高所で、脆弱な地盤である地質の上に構造物を建設することは、斜面崩壊や土砂災害を誘発するおそれがある。
一、計画地は、中央構造線活断層(根来断層)の直下型地震の震源域に位置し、地殻変動により汚染水等が当該処分場から流出すれば、周辺住民の生活環境が脅かされ、原状回復は極めて困難となるおそれがある。

よって、本市議会は、山口地区に計画されている産業廃棄物安定型最終処分場が建設されることに反対する。

以上、決議する。

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