阪南市の波太神社。
私も良くお参りさせていただきます。
とてもかっこ良く、
仕事上たくさんの神社仏閣を見てきましたが、
この拝殿はいつ見ても美しくてため息が漏れます。
波太神社の歴史は
たくさんの資料がインターネット上に載ってます。
波太神社(市のホームページ)
詳細はそちらに任せるとして、
私はちょっとマニアックな視点から。
拝殿にあがる階段の真正面に灯篭ありますよね。
「なんでこんなとこに?」
って灯篭です。
この灯篭、すごく古くて、
慶長5年、西暦1600年の記載があります。
それで寄進した人が
片桐且元(かつもと)さんという人。
この片桐且元さんは
豊臣家の有名な武将でたくさんの逸話もあります。
片桐且元さんの弟は
奈良の大和郡山、小泉藩の初代藩主です。
この弟さんの息子さん、
つまり片桐且元さんの甥っ子が、
片桐石州(せきしゅう)さんとおっしゃって茶人です。
もちろん小泉藩第2代藩主でもあります。
この片桐石州さんが建てた茶室、
慈光院
(大和郡山市小泉町)
私も好きで近くを通るときは寄せてもらいます。
入館料は千円ですが、
中でゆっくりお庭見ながらお抹茶いただけます。
ぜひお勧めです。
片桐且元(灯篭寄進)
↓ 甥っ子
片桐石州(慈光院)
↓ 徳川家の茶道指南役
小堀遠州(好きな武将、建築家、茶人)
↓ 師匠
古田織部
↓ 師匠
千利休
思いっきりこじ付けですが、
千利休さんまで辿り着きました!
灯篭
見ただけで
そこまで想像してニヤニヤしています。
変ですね。
おまけです。
(いつも神社庁からメッセージあります)
※すいません、携帯で見ていただいている方、もしかしたら写真が横向きかも知れません。修正の仕方わからずすいません。パソコンは大丈夫だと思います。
おまけ2
拝殿の中に絵画が寄贈されていますね。
(拝殿の中なので写真は撮りませんでしたが)
旧拝殿ってあんなに質素やったんですか!
私は今の拝殿が好きです。