樋門と水門

阪南市には
海岸沿いに、防波堤、堤防が設置されています。
その堤防のところどころに、
海へ出ていくところや、
川の海への出口などの開口部があり、
そこには樋門(ひもん)、水門といった
門扉が設置されています。

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写真は「樋門」と呼ばれる設備です。
大阪湾のすべての湾岸設備は
大阪府港湾局」が管理してくれています。

この設備、阪南市には
樋門7か所、水門29か所、合計36か所あります。
普段はこの36か所の施設は
大阪府港湾局が雇用してられる水門などの管理員さんが
月に3回開閉操作の点検をしてくれています。

なお
実際に津波が起こった時は、
市の職員の皆さんで、
この36か所の樋門、水門を閉じる作業を
していただくことになっており、
年に一度、市の職員さんを対象に
開閉訓練をしてくれています。

南海地震が実際に起こると、
約70分で津波が到達するとされています。
国による想定では本市における
最大津波高は3.4mとされています。
それに対して本市域の海岸堤防高は4.7m
(港は3.7m、貝掛の一部3.8m)で
水門・樋門を閉鎖した場合、
影響はないとされています。

命を懸けて市民を守るために、
日々訓練をしていただいている
市の職員さんに心から感謝申し上げますとともに、
我々市民も、
家族のため、
子ども達のため、
地域のために
日頃からの防災意識を高く持って生活しなければいけません。

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