はなてぃカレッジ

第二回の今回は、
阪南市の商工に関することで、
商工会さんから阪南市の産業観光のことをお話しいただき、
続いて
株式会社 和紙の布 さんの
阪南市における繊維産業についてと
和紙の布さんの取り組みについてご講義いただきました。

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阪南市は昔から
繊維産業が盛んでした。
その歴史は室町時代までさかのぼり、
泉州一帯の白木綿は「和泉木綿」として知られ、
日本の中心的な綿業産地として繁栄しました。
日本では
泉州、遠州(静岡あたり)、播州(兵庫県あたり)、
この3つが三大産地でした。

それが
メードインチャイナの商品が出回るようになり、
次々に衰退、廃業に追い込まれます。
20年前に岸和田以南であった720社あった
繊維産業の企業は現在25社まで減りました。

そんな中、
和紙の布さんは
繊維産業の復活をめざし、
日々研究開発されて、
5年前には「和紙の布」で林野庁長官賞を受賞されました。

和紙の布は
ワシの繊維を織り布にしたもので
軽く、
もちろん洗濯でき(洗濯強度は綿よりも上)、
ケバがないので肌触りが良い、
通気性に優れ、
強い(繊維強度は綿よりも上)、
夏は冷感・冬は保温力を保ち(速乾性は綿よりも良い)、
紫外線カット能力も綿よりも上、
などなど
大変優れた素材です。

阪南市は
阪南コットンプロジェクトとして
様々な取り組みを応援していくプロジェクトを進めています。
コットンだけに限らず、
様々な繊維産業をバックアップし、
産業として、産業観光として確立できるよう
皆で応援していきましょう!

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