請願書のご報告

先日の厚生文教常任委員会に付託された
国民健康保険料の値下げに関する請願書について
ご報告申し上げます。

いつもの委員会では
市長はじめ理事者の方々がズラッと並んで座り、
それに対して
委員8名とオブザーバーが対峙する形。
請願書が提出された今回は、
紹介議員がその真ん中に、委員(議員)に向かいあって座るという
いつもにない形で質疑応答がなされます。
議員が議員に公に質問できるという
珍しい状態になります。

委員長より
質問が許され、質問開始。
私は

・「国保料の少なくとも1万円の値下げ」に対して1万円の根拠は?
・集められた4,773名の署名用紙をみると「年1万8千円の黒字」とあるがその根拠は?
・サンプルになっている200万円世帯4人家族の根拠は?
・「阪南市が国保料一番高い」となっているが他のサンプルを抽出すると決して阪南市が一番高くないが、その辺りの認識?
・阪南市行政は決して国保料を上げたいわけではなく一生懸命上がるのを抑制しようと努力している事、署名用紙のサンプルが阪南市民全体から見て約4%の方々(※)を抽出している事に基づいての主張なので、阪南市全体の公平性を考えたときになかなか難しいと考えられるが、署名の際、そのあたりをきっちり説明してるのか、また署名された方は理解されているのか?

などの質問をさせていただきました。
(※国民健康保険対象世帯が全体の約40%、そのうち年間所得が233万円を超えている世帯は約10%、合わせて約4%となります)
近いうちにユーチューブでアップされると思いますので、
興味のあられる方は
そちらをご覧ください。

請願書に対する
「採決」は継続審議となったため
その日は行われず、
26日までの会期中に再開されるであろう
厚生文教常任委員会で
結論が出るものと思われます。

いずれにしても
私の後からしていただいた
先輩議員の質問は見事でございました。
的確、
簡潔、
そして充実した内容、
どれをとっても素晴らしく
本当に勉強させていただきました。
ありがとうございました。

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写真は
請願書とは関係なく、
現在の市役所の玄関ロビー。
社会福祉協議会さんの
ボランティアセンターで活動する
ボランティアグループ、スマイルさんの活動展示です。

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