10時より
厚生文教常任委員会が開催されました。
子ども・子育て関連で
たくさんの案件が出ており、
その中でも
「公立幼稚園の一部値上げ」の内容で
たくさんの質問、議論がなされました。
少しまとめますね。
現在、
平成18年に「認定こども園」制度が出来てから、
阪南市の未就学児は
・公立幼稚園
・私立幼稚園(認定こども園を含む)
・公立保育所
・私立保育所
この4つの選択肢があります。
それぞれ性質も値段も違います。
平成24年8月に成立した
「子ども・子育て支援法」、
「認定こども園法の一部改正」、
「子ども・子育て支援法及び認定こども園法の一部改正法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」
の子ども・子育て関連3法により、
従来から問題となっていた、
・より生みやすく育てやすい環境の整備。
・すべての子どもに良質な生育環境の保障。
・制度ごとにバラバラな推進体制を整理。
・待機児童の解消。
これらの課題が解決される、改善されるはずでした。
しかし
国からジラしにジラして出てきた制度は、
・結局バラバラな推進体制を一元化するのは不可能。
→官僚を含め色んな団体が権利主張するので。
・財源も結局は地方自治体(市町村)に負担させる。
→消費税2%アップ先送りになったし。
おい!
より生みやすい環境づくりはどこいった!
子育て環境改善はどこいった!
子どもの良質な成育環境はどこいった!
この
子ども子育て関連3法により振り回され、
阪南市の幼稚園・保育所は
建物の劣化が進み、決して理想的な環境とは言えません。
国が結局期待できないのなら、
子ども達のため、
阪南市の明るい未来のため、
阪南市自らしっかりビジョンをもって
大きな旗を振らなければなりません。
なお
この案件は
3月議会への上程議案なので
3月に今一度議論されることと思います。
しっかり
これからの阪南市を見据え
議論していきたいと思います。