総合こども館関連で滋賀県長浜市の公立で大人数の認定こども園2園を会派視察。

一昨日に引き続き、会派視察を行いました。

今回は滋賀県長浜市の公立認定こども園です。

まずは長浜市立高月(たかつき)認定こども園。

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ここは去年新築オープンした認定こども園で現在園児数が327名。長浜市の木材をふんだんに使った温かい雰囲気の建物になっています。

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長浜市では就学前児童の教育に特に力を入れており、「生きる力」を育むと共に、毎日「運動あそび」を取り入れ、子ども達の体力づくりと、コミュニケーション力の向上に取り組んでいます。

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遊戯室は大断面の木造。やはり木はいいですね。

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トイレもとてもキレイ。

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通園バスと子ども達の安全を守るため歩車分離のためのグリーンベルト。

長浜市の認定こども園すべてで、先生たちはPHS電話を携帯しており、通常連絡から、防犯、防災に役立てています。

次に訪れたのは長浜市立あざい認定こども園。

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こちらは認定こども園になって7年目の公立大型認定こども園。当初は600名を超える定員でしたが、現在は407名。

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こちらも木材をふんだんに使った設計。デザインや部屋の配置にとても工夫しています。2教室に一つずつトイレ・倉庫が付いています。

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とても広い遊戯室に、いろんな工夫のある園庭。子ども達の体力づくりには何の不足もありません。

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2園共通して、大人数になることによってたくさんのメリットがあったとの事です。

先日の私立認定こども園も同様でしたが、子ども達の学び・親同士のコミュニケーション環境がとても活発になるということ。そして親の就労環境の変化によって子どもが転園しなくても良いということ。

逆にデメリットは、慣れるまでは何をするにも時間がかかってしまうこと。

感染症に関しては、両園共に学級閉鎖は少なく、配慮している事は「こまめな換気」とのこと。あと空調機・加湿器は各部屋に設置しています。

PTAについては親御さんの前向きなご協力によって、いろいろ試行錯誤を繰り返しながら、組織的にも活動的にも落ち着いてきたそうです。

いずれにしても実際に見るということは、資料以上にたくさんの勉強・経験させていただきました。しっかり阪南市の子育てに活かしていきたいと思います。

ご対応いただきました長浜市副議長、事務局の皆様、本当にありがとうございました。

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