議員有志による研修会。阪南市の自治会の現状と今後について、市民活動センターの研究会による。

議員の有志参加による研修会「阪南市自治会現状調査結果及びそこからの課題と対応策~地域コミュニティ(その地域の主団体である自治会)を活性化させるための提言~」が行われました。

一昨年の秋から始まったこの「自治会活性化のための地域活動研究会(阪南市市民活動センター内に設立)」は阪南市内の自治会の現状を細かく調査し、各地域の特徴や問題点をまとめ、今後どうしていかなければならないかということを「提案書」としてまとめました。自治会に入りたくても入(はい)れない、自治会に入(い)れないわけじゃなくて入りたいと言ってこないだけ、など様々なナマの声を聞き、現状を精査しています。

とてもしっかりした提案書で、具体的に、そして現実的に自治会がどうあるべきかということをまとめています。研究会のメンバーは各自治会向けにも計3回の説明会を行っていて、阪南市内の59自治会のうち38団体が参加したとの事でした。

・行政としたら自治会は地域住民の代表という認識だが、加入率40%ぐらいの地域もあり、そんな地域は果たして地域住民の代表と言えるのか。

・自治会の加入率をどうやって上げるかという問題より「地域のコミュニティ」をどう活性化させるかが大切。

・地域、自治会を行政がトータルで把握している部局がない。意識・ビジョンがない。

などたくさんの意見がありました。

16名の議員の中で10名が参加し、説明を聞き、意見交換を行いました。

研修会を終え私が思ったのは、防災防犯や地域自治、相互扶助のため自治会は必要だが今までの様な活動や運営、行政のかかわりではいけないという事。新たな「自治会のかたち」が求められています。

現市長は「地域住民自治」を一番に掲げています。私も一議員として今後も皆さんと共に考え実行していきたいと思います。

お忙しい所、お越しくださった研究会の皆様、本当にありがとうございました。

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