給食センターのボイラー停止、小学校給食の提供停止について。

昨日、小学校の子どものいる家庭にいきなり子どもを通じてプリントが配られまして、今日は「パンと牛乳だけ」、月曜日からは「給食停止でお弁当」とビックリされたと思います。

10日10時現在の最新情報をお伝えします。

去年10月ぐらいに北海道の給食センターの煙突にアスベストが見つかってたくさんの小中学校で給食停止になりましたよね。

あの事件を受けて文科省からすぐに、全国各教育施設の「煙突も確認しなさいよ」と通達が出て、阪南市でも給食センターを確認。その時は問題なしと(アスベストは老朽化・飛散がないと「ダメ」とならないので)判断されていました。追って総務省からも「ちゃんとサンプル取って調査しなさいよ」と通達が出、それには給食センターと老人福祉センターが対象となり、12月補正予算で「公共施設アスベスト使用実態調査委託料約32万円」が計上・議決されて、1月で調査会社が決定、2月にサンプリング調査、3月になって速報で「給食センターの煙突からアスベスト飛散の可能性あり」と報告があり、その報告を受けての今回の対応となりました。

今後は、ここ数日中に調査結果が明らかになり、「そのままでOK」なのか「ダメ」なのか判断されると思います。「そのままでOK」ならできるだけ早く給食再開、「ダメ」なら、おそらく煙突が使えなくなるので、今の煙突は密封してしまって別の煙突を設置するような工事を行わなければなりません。そうなるとおそらく年度内(といっても、お弁当いるのはあと10日ほどですけどね)の給食再開はムリで、来年度以降の再開となります。

この年度末の忙しい時期に、お母さんたちお弁当対応大変だと思います。10日間だけなので、市内3100食どっか別の場所から準備できなかったのかと思いますし、何より、去年の10月に総務省から通達出た時点で、なぜ議決なんか待たずに「子どもの安全を第一に考えて」すぐに専決で調査をしなかったのか、、、この辺りしっかり確認していきたいと思います。

なお老人福祉センターの煙突は「問題なし」でした。

また新着情報は、このブログでもお伝えします。

写真は当該給食センター。去年の視察の時の写真です。中央に問題の煙突が見えます。

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