子育て拠点整備特別委員会。市民参画と行政責任、このままで市民がナットクできるのか。

本日は子育て拠点整備特別委員会。3月議会で補正予算(総合こども館関連予算をゼロに減額する予算)を議論するものです。その他の案件としてはプロジェクトチーム(PT)、ワークショップ(WS)の経緯の説明がありました。

本委員会の市民傍聴者はゼロ。マスコミもお一人来ていたようですが途中で帰られたようです。

さて、議論の中身で大切だと思うことを抜粋しておきたいと思います。(メモなんで多少言い回し違うかもしれません、詳しくは近日中にYOUTUBEに上げられると思いますので、そちらを。)

Q:市長は600名の一極集中はダメだというが、何名ならいいのか?

A(市長):200名程度が適正。

Q:大規模こども園・幼稚園を実際に見たのか?

A(市長):実際には見ていないが、関わった方などに聞くところによる。

Q:今回の住民説明会、WSで市民参画、市民説明はなされたのか。

A(市長):市民参画でたくさん意見は抽出できたものの、議論にはなっていない。

A(PT長):公式でのWSなどは終わったが、直接窓口に来ていただいたりしてご意見をうかがっている、聞き続けていきたい。

※住民説明会やWSに参加できなかった方も多かったと思います。窓口としては受け付けるという事ですので、ゴールデンウィーク前の「中間とりまとめ」までにご意見・ご議論ある方は直接「みらい戦略室」にお届けいただきたいと思います。


〒599-0292
大阪府阪南市尾崎町35-1
電話:072-471-5678(代表)
FAX:072-473-3504
Eメール:mirai@city.hannan.lg.jp


Q:去年12000を超える署名が集められた。その時は自治基本条例の中で別途「住民投票条例」が定められていないので住民投票は実現しないという事であった。その後、住民投票条例の制定に着手しているか。

A(総務部長):現在去年から5回の検証部会を開催し、H29.05月に最終報告を受けることになっている。

Q:旧家電量販店を白紙撤回しようと思うと、交付金の返還・土地の契約違反で約4億円、建物解体で約2億円、合計6億拠出して、阪南市の財政は持つのか。

A(財政課長)非常に困難になる。

Q:市民からは「白紙撤回」とは「旧家電量販店跡地をなかったことにする」ことだと思っている人も多い。二度と同じ轍を踏まないためにどうするか。

A(市長):行政責任でしっかり提案し、意見をいただく。今後タウンミーティングなどを通じてしっかり発信していきたい。

Q:これまであまり「市長の意志」が見えない。市民にも伝わっていない。どうリーダーシップを発揮していくのか。

A(市長):市民には伝えているつもりである。まず水野メソッドを理解してもらうことが大切である。今後、総合計画を達成するために地方分権の流れに沿って、住民自治に基づいて市政を立て直す。

これ以外にもたくさん質疑応答が行われました。最後の方は相当ヒートアップしてましたね。みっちり4時間議論をしました。

これからの「中間とりまとめ」、そして夏の方向性、しっかり議会もチェックしていきたいと思います。市役所にももちろんですが、議員にも皆様のお声をお届けくださいませ。

あまりにザワザワしていたので、久しぶりにゆっくりお参りしました。参道はきれいに掃除され、テンポ良い箒目に改めて感謝と和を思いました。ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました