阪南市議会、議員定数を16人→14人に減らしました。阪南市の現状と近隣市の状況を鑑みて。

本日は6月議会の最終日でした。昨日お伝えしておりました通り、議案審議が行われました。

旧家電量販店の建物の購入のための国交付金を返還する補正予算、および地域福祉基金の廃止については全会一致で議決となりました。

尾崎幼稚園の耐震補強実施設計費用についても全会一致で議決となりました。

あと、意見書が2本ありまして、福祉職場の職員配置基準と賃金の改善等の実現を求める意見書、これは賛成少数で否決されました。

大阪府福祉医療費助成制度の拙速すぎる見直しについての意見書、これも賛成少数で否決。

そして決議が1本、「2025日本万国博覧会」の大阪誘致に対する決議、これについては賛成多数で可決されました。

最後に、阪南市議会議員定数条例の一部を改正する条例制定について、これは議員定数を現行の16名から9月選挙より14名に削減する条例改正です。これは賛成多数で可決されました。財政的な効果額は2名分で1600万円ほどかと思われます。

定数削減については反対討論、賛成討論が行われ、私も賛成討論をさせていただきました。YOUTUBEはこちらです。

私の賛成討論の内容は、今回は阪南市の現状と近隣市の状況を鑑みた結果、冷静な判断したのであって、決して今流行りの「身を切る改革」に便乗して定数減をするのではないということ。議員の数が多いから、または少ないから、報酬が多いから、または少ないから議会と市長が馴れ合いになるのではありません。阪南市議会より報酬が多くてもきっちり是々非々で議論しているところなんかざらにあります。それは議会の、議員の資質を問わなければならないのであって、報酬を下げたから、定数を減らしたからまっとうな議論ができるわけがありません。その辺りの事について討論内容とさせていただきました。

本日をもって6月議会は終了です。お疲れ様でした。

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