いま、阪南市で知っておいて欲しい7つのこと。その(4)財政のこと。

いま、阪南市で知っておいて欲しい7つのことシリーズ第4回目は、阪南市の財政。財政についてはこれまでも何回もこのブログで特集をやりました。

結論から申し上げておきます。

【結論】阪南市の財政は脆弱!これからもっと人口も減って高齢化もして大変になるよ!だから今までいろいろ工夫して頑張ってきたし、これからも頑張ろう!

以上!

です!

というのも、ここ最近、やたら議会や委員会で「阪南市は財政再建団体寸前だ!」とか「第二の夕張だ!」とかいう人がおりまして、非常に色んな意味で風評被害と言うか、迷惑と言うか何というか。

ちょっと簡単に説明しますね。

〔ダメな場合〕財政ダメだ ⇒ 第二の夕張と吹聴 ⇒ 何が何でも節約 ⇒ 緊縮財政 ⇒ 何もしない ⇒ 活力なくなり誰も住まない・働かない ⇒ その時代のツケが将来に回る ⇒ 将来もっとダメになる

分かりますかね?負の連鎖とはこのことで、この負のボディブローは将来長きにわたって効き続けます。

〔良いバランス〕財政ダメだ ⇒ それでも頑張ろう!ピンチはチャンス! ⇒ でも厳しい ⇒ 工夫をしよう・我慢できるところは我慢しよう ⇒ なお厳しい ⇒ みんなで知恵を出して将来に投資をしよう ⇒ まちの元気につながる ⇒ 住みたい・働きたい ⇒ 明るくステキな街を子ども達にバトンタッチ

この連鎖をつなげなければなりません。

ただ、根拠なしに大丈夫と言うのも無責任ですので、今までのblogを参照して示しておきます。

【財政特集】阪南市は本当に財政再生団体(倒産)寸前なのか、行財政を徹底検証。その(1)《平成29年4月8日のblog》

・・・財政指数について書いています。平成28年度決算では、阪南市の財政力指数は0.547(少し悪化)、経常収支比率は98.7%(少し悪化)、実質公債費比率9.1%(少し改善)、将来負担比率67.8%(悪化)になっています。

【財政特集】阪南市は本当に財政再生団体(倒産)寸前なのか、行財政を徹底検証。その(2)《平成29年4月10日のblog》

・・・人口などについて

【財政特集】阪南市は本当に財政再生団体(倒産)寸前なのか、行財政を徹底検証。その(3)《平成29年4月12日のblog》

・・・貯金と借金について書いています。平成28年度決算では、阪南市の財政調整基金は14億1000万円(4億円弱減りました)、地方債残高は171億2700万円(2億円ほど増えました)でした。

【財政特集】阪南市は本当に財政再生団体(倒産)寸前なのか、行財政を徹底検証。その(4)《平成29年4月13日のblog》

・・・【1】阪南市は倒産寸前ではない。【2】各市町単位ではなく連携すること。【3】良い人材を育む環境と官民連携、こうまとめさせていただきました。

上記4つのblog以前にも、《平成25年4月12日のblog》《平成27年9月25日のblog》《平成28年10月4日のblog》この辺りも参考になると思います。

やはり、前向きで元気で明るいまちには人や仕事が集まってきます。そういう風にまちづくりをしていかなければなりません。楽観的に「どうにかなるさー」ではなくて、しっかり根拠をもって、財源確保して、民営化できるところは民営化して、広域連携をしながら、そして阪南市の魅力を伸ばしセールスしながら、ダウンサイジングしていかなければなりません。私も一議員として頑張っていきたいと思います。

写真は市役所の玄関ホール。夏休みボランティアDAYの活動を展示していただいています。夏休みボランティアDAYは阪南市での様々なボランティアを通して新たな発見をしていく社会福祉協議会主催の学生向け企画です。今年の夏は地元あたごプラザの夏祭りにもたくさんのボランティアの皆さんが来てくれました。その節はありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました