58年の歴史に幕!昭和34年に結成した「第二阪和道路建設促進期成同盟会」が本日解散。

本日、岬町マリンロッジ海風館にて第二阪和道路建設促進期成同盟会の委員会が開催されました。少し長い名前なので簡単に説明しますと、堺以南9市3町(熊取町は第二阪和道路と関係ないので外れています)で構成される「第二阪和道路を作ろう!」という団体で、各市町の首長と議長で構成されます。

この会が結成されたのはなんと、昭和34年。58年前です。

昭和34年(1959)に結成されたこの会は、第二阪和道路を国道として建設することによって泉州地域の産業・文化の発展に寄与するため、国や府への要望活動を継続して行ってきました。

昭和38年(1963)には大阪府堺市堺区翁橋町(安井町の交差点ですね)を起点に第二阪和道路が事業化し、少しずつ国道として建設されていきました。なかなか進まなかった阪南市自然田~和歌山市も平成7年(1995)に事業化し、平成15年(2003)に箱作ランプまでが開通。平成16年(2004)に箱の浦ランプまで、平成23年(2011)に淡輪ランプまで開通、そして平成29年(2017)4月1日に暫定2車線ですが、全線開通いたしました。遅れていた孝子ランプも平成29年10月7日に開通し、この期成同盟会としては当初の活動目的が、58年かけて達成できたということになります。

私が生まれるずっと前から活動をしていた会が、自分の目の前で解散するのは、歴史の重みと共に、いつの時代も地域とその将来のために努力してきた先人のバトンをしっかり受け継ぎ、次の時代へと引き継いでいく責任を強く感じます。今までこの第二阪和道路建設促進期成同盟会に携わった何千人もの方々に敬意を表するとともに、この便利で、市民の命を守る第二阪和道路の建設に携わっていただいたたくさんの方々に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

なお、阪南市、岬町、和歌山市は、第二阪和道路が今のところ暫定2車線の開通であるため、新たに3自治体で複線化を促進するための協議会を立ち上げ、独自に要望活動を展開していくことが決まっております。

今日はここ最近では珍しくとても暖かい1日でした。海風館から見える大阪湾、絶景でした。

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