阪南市、高齢者の運転免許証の返納について。まずは泉南警察に。

阪南市における高齢者の運転免許証の返納手続きについて調べましたので、記しておきます。

最近、「運転に自信がなくなった」や「孫に危ないと言われた」など運転免許証を自主返納いただく方が増えてきました。

その手続きとメリットなどについてまとめておきます。

大阪府警のホームページはこちら

まずは手続きについて

(1)運転免許証の返納・・・免許証を持っていくだけ、無料

(2)運転経歴証明書の発行・・・写真1枚と手数料1,100円が必要

運転免許証を返納するメリットについて

(1)免許を返納し、運転経歴証明書の交付を受けると、公的な身分証明書として生涯使えます。

(2)免許を返納し、運転経歴証明書の交付を受けると、商店などの協力店で提示することで様々な特典を受けることができます。

運転免許以外にマイナンバーカードなど、身分証明書をお持ちの方は(1)のメリットは不要ですね。なおそのまま放っておいても免許は期限が来ると失効します。(2)に関して、阪南市ではどこで使えるかと申しますと、第一交通さんのタクシー10%割引や、イルピアットさんで乾パンプレゼント、なにわ黒牛直売店で10%割引などいろいろあります。詳しくはこちら

そして大切なことがこちら

以下の方は自主返納ができません。

(1)運転免許の取消基準に該当している方(※後述)

(2)運転免許の停止中の方、又は運転免許の停止の基準に該当している方(違反者講習の対象となり、同講習を受講した方は申請可能です。)

(3)初心運転者制度における再試験の基準に該当している方(道路交通法第100条の2関係)

ここで「運転免許の取り消し基準」について

(1)介護保険法第5条の2に規定する認知症

(2)アルコール、麻薬、大麻、あへん、覚醒剤の中毒

(3)幻覚の症状をともなう精神病(統合失調症など)

(4)意識障害・運動障害をもたらす病気(てんかん、再発性の失神、無自覚性の低血糖)

(5)自動車などの安全な運転に支障を及ぼすおそれがある病気(そううつ病、重度の眠気の症状を呈する睡眠障害など)

(6)安全な運転に支障を及ぼすおそれがある身体障害(失明、両上肢の肘関節以上を失うなど)

認知症や上記の障がい手帳などお持ちの方は運転免許証の返納自体が出来ない可能性があります。

いずれにしても運転免許証の返納をお考えの方は、泉南警察署に免許証をもって、一度ご相談に行ってください。職員さんがとても丁寧に教えてくださいます。

よりよい公共交通環境が必要

私の選挙公約でもありました、コミュニティバスをはじめ、運転されなくなった方などがお買い物、通院など移動しやすくするための施策が必要です。

タイトルとURLをコピーしました