子育て拠点整備特別委員会。われわれ議員はいったい何を議論すればいいの?

子育て拠点整備特別委員会が開催されました。

youtubeはこちら

本日配布されている資料はこちら。(現時点での子育て拠点のデータをまとめたもの、らしいです)

とりあえず、どういう状態かといいますと、

子育て拠点再構築計画(令和元年12月策定)で定めた第1ステージは、今年の4月ですべて終わりました。いよいよ第2ステージです。当該計画では令和5年度から第2ステージと言っておりましたが、「前倒しできるのならできるだけ早く」と私は言い続けてきました。

というのも、子ども人口の減少が予想より進行しているからです。

これが現時点の人口推移で、

令和3年度の子ども人口 令和元年時点の推定値 実際の令和3年度の数値
公立幼稚園児童数 181人 172人
公立保育所児童数 300人 276人
私立幼稚園児童数 153人
私立認定こども園児童数 624人

 

こちらが令和元年度の時点で予想した「令和3年度の実際」です。(私立は推定数値が出ていませんでした)「これくらいに減るだろう」という推定よりもっと減っているのが現状です。

市の説明では第2ステージは

・第1ステージの進捗状況を見ながら

・財源確保しながら

・社会情勢の変化などを見極めながら

・スピード感をもって

進めていくとのことですので質問いたしました。(youtubeはこのあたりから)

(Q)第2ステージは令和5年度から始まるイメージ?

(A)第1ステージ終了してから

(Q)第1ステージはまだ終わってない?

(A)第1ステージはこの4月に一定の進捗をみて、一定のスタートをした。私どもは第1ステージがスタートした後、保護者の就労形態、就園動態などをきちっと見なければならない。(第2ステージを)令和5年度から検討するのかというと、それは違う。スピード感をもつことは大事。

(Q)第2ステージは、行財政構造改革プラン改訂版の期間(令和18年)までに終わる?

(A)それまでには終わる。

(Q)将来的な未就学児の人口はどうなってる?

(A)具体的な数字は分かりかねる。

今回示されているグラフ(再掲)がこちら。

こっから先を予想しますと(3分で僕がグラフつくりました)

分かります?このまま放っといたら10年後に子どもの数、半分になるんですよ。15年後には1/3になる。

私立を含んだ定員1,728人の施設に10年後は838人(予測)です。

(Q)いかが考えるか?

(A)就学前児童の人口減少は全国的な問題で、大阪市内でも減少している。私立との連携も十分考えなければならない。公立の役割は大切。

(Q)財政的に厳しいから「(第2ステージ)やらない」のか、財政的に厳しいけど「(第2ステージ)やる」のか?

(A)《市長》再構築はやらなければならない。(中略)決して非常に無責任に委員会の開催をお願いしたのではない。しっかりデータを共有して必要な意見を頂戴できればよい。

ここで私は質問やめました。ほかの議員も質問しているので聞いてみてください。

もう1回「第2ステージ」を見直したら?とかの意見もありました。

自分たちで決めた第2ステージも完遂していないのに、改正したらあきません。第2ステージを早く済まして、もしくは同時進行で、第3ステージ、第4ステージ、第5ステージと進めていかないと、また阪南市にPCAサイクル(PDCAのD実行が抜けてるもの、上甲の造語)が回ってしまいPCA癖がついてしまいます。

何はともあれ、阪南市の人口を増やす取り組みを進めないと。

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