委員会視察

委員会視察。
市議会には様々な案件を分担して専門的に検討する委員会、
というものがあります。

阪南市には現在、

総務 事業 水道 常任委員会
厚生 文教 常任委員会

この二つの常任委員会と

市民病院関連特別委員会

一つの特別委員会があります。
多くの市議会では「委員会視察」といって、
年に1度、
その年のテーマを決めて視察に行きます。
だいたい1泊で遠くの市の実際を見に行きます。

泉南市の視察

泉佐野市の視察

貝塚市の視察

岸和田市の視察

和泉市の視察(議会だよりの8ページ)

近隣市のほとんどが
行政視察を行っています。
しかし
ここ数年、
阪南市議会の委員会は行政視察に行っていません。
いろいろお聞きしていると、

(1)委員会の行政視察の予算を1つの委員会が1回行く分しかとっていない。→みんなが行けない。
(2)議会の財政縮減の中で、議員定数の減少に続いて視察予算をカットした。
(3)市民と市役所から厳しい声が寄せられる。→物見遊山的な旅行と思われている。
(4)阪南市は病院問題も落ち着いて、これと言って視察するほどの問題が見当たらない。
(5)議員が市民や行政に対して、成果を示せていなかった。

この辺りの理由だと思います。
(1)(2)はよく似た理由で、
議会として、委員会の行政視察にあまり行く気が元々ない。
(3)は、果たしてそうでしょうか、(5)のせいで厳しい声が
挙げられているような気がします。
(4)は、そんな訳ないです。阪南市は
人口増やさなあかん、
自治会自主防災会ちゃんとやらなあかん、
教育ももっと力を入れないとあかん、
産業も観光も文化も国際交流も、もっともっとやらなあかん、
インフラ整備はどうするんですか、
特に下水道とかどうするんですか、
行財政改革どこから手を付けるんですか、
子ども達にどんな形で自信をもってバトンタッチするんですか、
・・・せなあかんことだらけやないですか!
逆に
阪南市議会、委員会視察も行かんと普段何してますの?
って聞かれますよ!

委員会の行政視察、
是が非でも行きたいって訳ではないのですが、
何にしても市民の皆さんに理解の得られる状態で、
今の時代に対応した形で、
前向きに検討したいと思います。
現場で見て、
直接聞かないと分からない事たくさんあります。
積極的に
阪南市の山積する問題を一つずつ
解決の糸口を見つけていかないといけません。

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