権限移譲

昨日をもって本年の市役所業務は終わり、
めでたく「仕事納め」となりました。
皆さんにご挨拶できませんでしたが、
本年も本当に市職員の皆さんにはお世話になりました。
これからも一生懸命頑張ります。
どうぞ来る年もよろしくお願いします。

さてさて、
本日は阪南市の
ここ数年で大阪府から
権限移譲」された事業を紹介したいと思います。
これは
平成22年に大阪府が「大阪発“地方分権改革”ビジョン」として
H22~H24にかけて様々な業務を市町村に移譲するものです。
府が提案する、
ある程度の数の移譲を受けてくれた市に、

・3か年で1億円の支援
・府職員もサポート
・それ専用の人的サポートセンターを府に設置

以上、3つの特典付きです。
3つのうち下2つは「おまけ」みたいなもんで
要は「1億円」だと思います。

阪南市は大阪府から77事務の移譲依頼を受け、
そのうち70事務を受け取り、1億円の支援を受けました。
(断った事務事業のうちリバウンドしたものもあるようです)
どんな事業を受け取ったかというと、
抜粋ですが、

・児童福祉施設設置(保育所、児童館)にかかる認可等
・児童福祉施設設置(助産施設・母子生活支援施設)にかかる認可等
・特別養護老人ホーム(定員29人以下の施設)の設置の認可
・老人デイサービスセンター等の設置の届出受理等
・浄化槽の設置に関する届出受理等
・農用地区域内における開発行為の許可等
・農地転用の許可等
・遊休土地に関する事務
・造成宅地防災区域の指定等
・宅地造成工事規制区域指定等
・土地区画整理事業に係る建築行為等の許可等
・防災街区整備事業の認可等

こんな感じです。
まっだまだあります。
詳しくは府のホームページに載っています。

府から権限移譲されると、
その内容について市の職員も勉強せねばならず、
書類の量も、業務の量も
グンッと増えます。
ただ、
全部が全部毎日業務が発生するわけではなく、
中にはこの1年間1度も行われなかった業務もあります。

また、今回は第一次権限委譲で、
次に第二次も控えている、という話もあります。
広域で対処できるものは対処し、
出来るだけ市民サービスに影響の出ないように、
我々もチェックしていきたいと思います。

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写真は
正副議長室に持ってきているヒメモンステラ。
日当たりも良く、
スクスク育っています。
年末年始来れないので、
たっぷり水をやってきました。
あ!蛍光灯一本キレてますね。

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