全員協議会が開催。幼稚園・保育所の耐震診断状況の「速報値」の説明が行われました。

市議会にて全員協議会が開催されました。

幼稚園・・保育所の耐震診断状況の「速報値」の説明が行われました。

いずれも速報値(4月14日現在)なので、最終的な数値ではありません。

震度6強の地震に対して、倒壊・崩壊する危険性が低い、または一応倒壊しないのは、尾崎幼稚園の遊戯室、はあとり幼稚園の遊戯室以外の部屋、朝日幼稚園、下荘保育所、以上の建物でした。なお、はあとり幼稚園の遊戯室のIs値は文科省の基準0.7は超えないものの、国交省の基準0.6は超える見込みだそうです。その他の建物のうち緊急性を要するものは尾崎幼稚園で、それ以外(倒壊・崩壊する危険性・可能性があるもの、尾崎保育所、石田保育所、はあとりの遊戯室)は7月ごろに発表される正確な数値を待って対応するとのことでした。

担当課長から速報値の説明と、その対応のため4月20日に尾崎・はあとり幼稚園保護者に対して行われた緊急説明会の内容が説明されました。数値のなかで緊急性を要した尾崎幼稚園では現在、一般の保育室は利用せず、遊戯室での保育を実施しているとの事でした。

説明会では尾崎幼稚園の子ども達をはあとり幼稚園に移したい旨の説明が行われたようですが、保護者の皆さんからのたくさんのご意見をいただき、「再検討」となったようです。これから始まる子育て拠点整備事業の第1歩目となるとても大切な説明会であったにも関わらず、市長・副市長は出席せず、教育長のみが同席したとの事です。市長になぜ出席しなかったか理由を聞くと、4月27日開催予定の「子育て拠点整備特別委員会」で発表する「中間とりまとめ」に関する質問が出て混乱する可能性があるから、だそうです。

市長が一番声高に言う「プロセス」に関しては、

・どう子ども達を守るのか、市民と共有する説明会が始まった。

・まず「正しいデータ」を伝えることが大切。

・去年12月にプロジェクトチームを立ち上げ、職員と共に民意を確かめてきた。

・まずは市政の安定運営をすることが大切。そして子ども達の安全安心、保護者の安心。

との説明がされました。

、、、いよいよ来週27日に「中間とりまとめ」が発表され、中身の議論が始まります。私はできる限りたくさんの市民の皆様から直接お話を聞き、判断をしていきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました