水野メソッド2017果たしてどんな改革方針なのか。一般質問の内容を紹介します。

昨日の質問のYOUTUBEがもうアップされていますね。最近めっちゃ早いですね、ありがとうございます。

さて、今回の質問は通告の通り「水野メソッド2017」についてです。市長が就任して3カ月半が過ぎ、市長の思いや方針がそろそろ市役所全体に浸透し、様々な施策のなかにも反映してくるころです。詳細はYOUTUBEを参考にしていただくとして、大切なやり取りのみ紹介させていただきますね。

《質問》

水野メソッド全体について

《市長答弁》

これまでの取り組みを振り返ると、多様な取り組みは行われているものの、市役所が主導して行ってきたものが多く、加えてその取り組みも十分に連動しているとは言えず、地域の考えや想いを十分に反映できていなかったのではないかと考えられます。これまでの市役所主体の施策展開から、地域の皆さんと市役所が協働し一人ひとりが互いを支えながら「待ち受け」の姿勢を「共創的」なものに変えること、様々な取組を重層的に連携して行っていくことが非常に重要です。そこで、地域の皆さんは「観客」から「プレイヤー」へ、職員は「プレイヤー」から「マネージャー」にそれぞれ役割を転換し、地域の皆さんと市役所が共創して、横断的・重点的に解決を図るまちづくりの取組を具体的に示すため「水野メソッド2017」を策定しました。取り組みについては「地域の街づくりの推進」「健康長寿社会の実現」「地域資源を活かした産業振興の推進」の3つのステージに整理し、これらの3つのステージを「生きがいづくり」「つながりづくり」「市民参画によるまちづくり」「学びあう人づくり」「市政の見える化」の5本の矢、視点で貫き、それぞれの取組の連動性を高めていきます。

《質問》

子育て拠点整備(総合こども館)について、市政が同じ轍を二度と踏まないように、原因を明らかにしておかなければならない。

《市長答弁》

総合こども館は手続きの問題があった。それだけでなく、保育所は福祉分野である。それを暮らしに近い場所から失くしていくということが、親が責任をもって子育てをするところに整理できていたのかどうか。600数十人を一つの場所に入れていいのか。子育てをしてきた多くの市民や専門家から非常に心配だという指摘もあった。子ども達の大切な期間に先生から愛情たっぷり受けられるのかどうか。また、子ども達は地域の中で育まれてきた。そんな公立幼稚園・保育所を一つにまとめるというのは町自身の将来を脅かすものである。

《質問》

子育て拠点整備(総合こども館)について、今までの経緯で何が問題だったと考えるのか。

《市長答弁》

民意は何であったのか部長たちに問い続けている。私たちが日々仕事を行っているのは「総合計画」「自治基本条例」を実現するためである。そのことを仕事を通じて確認し合おうということに気付いた。そして、それらを連動させるため、部長たち・企画部局と喧々諤々話をしてメソッドを創り出した。阪南市が今まで目指してきたまちづくりと、水野のマニフェスト、基本的には変わっていない。

《上甲からの意見》

・(情報発信について)情報の受発信はとても大切、市政改革の一丁目一番地

・(オンデマンド交通について)先日傍聴させていただいた「公共交通基本計画検討委員会」では、オンデマンド交通というよりも「歩くことを支援」「広域基幹交通・市内基幹交通・地域内交通の3つに分けて課題を整理しなければならい」というような意見もあった。オンデマンド交通ありきで考えると間違った方向に進みかねない。根本的に阪南市や近隣市町の状況も踏まえて対処すべき。

・(観光、インバウンドについて)まず、旅行者よりも先に、阪南市民が阪南市の良さを知ることが大切。こないだまで波有手で開かれていた「カキ小屋」のこと、海苔すき体験、ワカメの芽つけ体験、スナメリウォッチングでイルカが見れたこと、大阪湾でとれる魚が美味しい事、阪南コットンプロジェクトのこと、せんなん里海公園にしおさい楽習館ができること、山中渓の桜、俎石山の絶景、銀の峯のハイキングコース、皿田能のこと、阪南市の歴史、そして阪南市にはお料理のおいしいお店、素敵な商品を売っているお店、農産物を全国に発信している事業者などたくさんいらっしゃること、どれだけ多くの阪南市民がしっているでしょうか?市としてしっかり発信できているでしょうか?まず、そこから始めるべきだと思います。

《まとめ》

もちろん、市長がおっしゃる「住民自治」「健康寿命」「地域経済活性化」どれも大切で、今までも市役所一丸となって、また市民も色んな所で協力し、取り組んできたものでした。大切なものは、みんなが前向きに積極的に物事を「おもいやり」をもって取り組み、出来ない理由をさがすのではなく、出来る可能性をさがす意識だと思います。
市長が言うように、市民が「観客」から「プレイヤー」に変わり、職員が「プレイヤー」から「マネージャー」に変わった時に、市長は「ディレクター」としてしっかり責任をもって物事を決めていけるように、指示を出せるように、将来を見据えた責任ある事業を進めていただきたいと思います。

写真は鳥取ノ荘駅。ここ、駅前広場みたいになるんじゃなかったんでしたっけ?すごい圧迫感のフェンスが設置されました。

電車に乗る前にタバコを吸ったり、ジュースを飲んだりする人はどこで休憩するんですかね?待ち合わせしている学生はどこで待つんですかね?たぶん、朝の鳥取ノ荘の風景を見たことのない人が設計したんでしょうね。とても残念な設計で、人と車の動線的にも危険です。私もだいぶ抗議しましたけどね、まぁ、ここまで出来てしまったら、どうにも引き返せないでしょうね。

 

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