本日は市長タウンミーティング6回目(/全6回)。お疲れさまでした。

本日は最後の市長タウンミーティングでした。場所は防災コミュニティセンター阪南まもる館。

私がちょっと遅刻しての参加だったのできっちり把握してませんが、ザっと 参加者40人、内訳は議員など市関係者5人と市民の皆さん35人でした。説明者側は市長はじめ部長・課長など市関係者が9人。全部合わせると49人、日曜日の昼間にもかかわらずたくさんの皆さんが参加していただきました。

市長の説明が48分あった後、タウンミーティングです。

いつもながら私の速記メモで申し訳ありませんが、内容をお伝えします。抜けているのもあると思いますがご容赦ください。

Q.認定こども園についてはメリットもあるがデメリットも多い。その考えは?

A(市長).(明確な答えなし)

Q.石田保育所・下荘保育所の統合について、地域に根差した子育て拠点が大切だという議論は?

A (市長) . 公立と私立の連携が大切。公民によるラウンドテーブル(議論の場)を設置する。公民の役割分担が大切。公民の質の統一が大切。保育機能が落ちていくという事ではなく、地域に配備されているという前提で決定をした。尾崎幼保についても、公立で新築することができないので民間の力で提案している。

Q.最新の財政情報がでたときに改めてタウンミーティングするのか。いつするのか

A (市長) .2月18日に新年度予算を議会に発表し、議会の中で種々議論、説明をする。新年度に入ったら(予算が確定をしてから)タウンミーティングを含めて市民説明をする。

Q. 指定管理・民間委託について、当然阪南市がいまかけている費用より安い運営資金で委託したとして、今以上のサービスができるのか。

A (市長) . 住民の皆さんが主導して地域が自分達のまちを自分たちが作っていくという事を市がサポートしていく。現在1か所である図書館が1か所でいいのか。今の公民館・図書館に入れているお金をうまく動かして、運営の方法を民間・企業・NPOと協働し、どうして地域に広げていくのか考えていきたい。来年度から平成32年度予算までに、方向を出せればありがたい。中途半端な状態で民間に渡すという事はしない

Q.桜の園はやめないでほしい。

A (市長) .桜の園は周知期間をしっかりとって4月すぐに中止するのではないと断言する。桜の園にお金を出して運営していくのは市としてしんどいので、役割を認識し、別のところで大きく「里山」を展開したいと考え、予算計上もしている。

Q. 桜の園について無くすとしても、草刈りや水の運搬やトイレの掃除など市民からボランティアで協働したいという具体の提案はナシのつぶてにせず、市民協働の検討をし返事を返してほしい。

A (市長) .質問・提案に関してはちゃんと返さなければならない。今の指摘についてもお答えする。

Q.市長の展望は現実とかけ離れていていて、非常に厳しい。原因はお金がないからである。PDCAのうちチェックができていない。福祉系は当てにならない、具体的な方向性が必要だ。

A (市長) . 財政が厳しくなったのは6年間、歳入歳出が合わない予算を組んできたからである。私が市長になって「これほど金がないのか」と認識した時にもう縮減するところがなくなっている、市民がサービスを享受してしまっている。過去に戻るより、今がどんなに大変な状況なのかを知ってもらわなければならない。市長はどんな時も、一番責任を取らなければならない立場であり、一番夢を語る立場でないといけない。こんな街にしたいという事は発信していく。縮減しながら充実していく。

Q.ふるさと納税のPRが下手くそ。よその自治体程度しかできていない。

A (市長) . ふるさと納税については「なりふり構わず」という表現をしたことがあるが、とにかく稼いでくれという事は、机をたたきながら「なんとかやってくれ」という事を言ってきた

Q.市長は現場の状況を把握しているのか。アダプトプログラムについて、現在いつももらえるナイロン袋の予算がなく、4月まで配布できなくなっている。

A (市長) . 実態を知らなかった。確認をして対処をする。

Q.市長が夢を見るのはいいが、市長の夢が机上論で、市民の感覚と乖離している。

A (市長) .まちの方向性が夢のように映っているうちは、まだまだ協働のまちを作るというところに至っていない。伝わっていない。夢と言われないように課題として取り組んでいく。

Q.現在の財政悪化は前市長の責任とそれを許した市議会の責任である。市議会には危機感が欠けている。市議会には市長に文句ばかり言わずに市長と共に財政再建に取り組んでほしい。市議会の「べき論」はもう充分である。議会報酬のカットもできない。10%がダメなら5%、というような議論はできないのか。旧家電量販店は思い切った判断もよいと思う。 市長、もっと声高に財政危機を叫んで、市民に希望を持たせてほしい。

A (市長) . ありがとうございます。

Q.議会運営について日程は誰が決めている?年収700万円の議員が1議会で3~4日で何ができる?今のままでいいと思うのか?市長はじめ部長、課長の給料カットは立派な判断だったと思う。市長、鬼になって一般職員の給料をカットして、行政が腹を切って、これぐらいの覚悟を見せたんや議会も腹を切ってくれ、という判断をしてほしい。財源を確保し、その上で市民サービスを上げてほしい。

A (市長) .鬼になれというのは身に染みる。議会に対しても声を届けておく。

【上甲メモ】議会のことは、市長は答えませんでしたが、私から少し、答弁しておきます。我々の説明不足も一因と思いますが、議員は一生懸命、市民の皆様のために考え、動き、議論をしています。地方議会は二元代表制です。市長の車輪に対して、もう片一方は我々14人の議会です。その両輪で市政を動かしています。ぜひ、もっと議会にご興味を持っていただき、知っていただきたいと思います。そのことが、阪南市を変えていくと思います。私も一議員として月に一度、市政報告会も行っています。ぜひお越しいただいて意見交換させていただきたいと思います。次の私の市政報告会「さかそう会」は2月16日(土)10時~あたごプラザです。【以上】

Q.市長には鬼になってもらいたくない。あと、図書館の指定管理制度導入のデメリットは?

A (市長) . 阪南市の社会教育施設として必要な施設として捉えて、メリットを大きくしていくような施策をしていきたい。

以上でした。写真はタウンミーティング撮るの忘れましたので、「写真のない時のせんなん里海公園頼み」の写真です。

明日は総務事業水道常任委員会です。おそらく今日の話からするとタウンミーティングの内容も説明されるのかな、と思います。私が参加したタウンミーティングの中でも何点か確認したいことありますので、しっかり質していきたいと思います。

とにもかくにも6回のタウンミーティング、参加いただきました市民の皆様、準備いただいた皆様、そしてこのブログを読んでいただいた皆様、お疲れさまでした!

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