「阪南市子育て拠点再構築方針(素案)」にかかる保護者等説明会

広報はんなんでも、ウェブでもご案内ありました通り、8月17日から保護者等説明会が開催されており、一般市民向けのものが昨日開催されましたので参加させてもらいました。内容は表題のとおり「阪南市子育て拠点再構築方針(素案)」についてです。

平日の19時から、市役所第2会議室にて開催されました。

まず、説明者は市長、教育長と職員10名ほど。参加者は市民7名、議員5名の合計12名でした。

19時スタートで1時間の開催時間のうち前半20分ほど市役所からの説明があって、後半は質疑応答となっていました。

市民の皆さんからの指摘で主なものをまとめます。

・尾崎中学校の位置は津波浸水区域に囲まれて、孤立するのではないか。(答弁:当該地は大阪府の指定では津波浸水想定区域に囲まれているが、含まれてはいない。現在も中学校で子どもたちが学習をしている。周囲といえども前面道路は浸水想定区域に含まれるが後ろは含まれていない)

・下荘と石田、離れた保育所を統合するのに無理がある。(答弁:石田保育所には近隣に私立認定こども園がある)

財政の事情があるのだろうが、子ども達の教育保育の望ましい形から考えをスタートしてほしい。(市長答弁:「お金がないから」というのではない、建て替えをしなければならない建物があるということ。選択肢が大切)

予算の確保が出来ているのか?(答弁:市議会に財政シミュレーションをあげさせていただいているが、民間と公立を比較した時に、民間で整備する方が圧倒的に安いという結果が出ている)(市長答弁:民間は「安いから」というのではない。予算については行財政構造改革プランに組み入れて実現できるものと考える

・パブコメなどの意見は聞き入れてくれるのか?(答弁:いただいた意見の中で「もっともですよね」という意見については素案を変えていくことになる。保護者の不安がしっかり払しょくできるように丁寧な説明・協議をしていく)(市長答弁:今後の運営上、反映できるところはしっかり課題として取り組む。説明会に来れない保護者においては現場の先生からお話できる準備をしている)

終了は20時15分でした。細かい内容はどうであれ、前回の子育て拠点整備特別委員会も含めて全体的に蔓延する状態を図に表すと、こんな感じになります。

市民説明会でも何度も出ておりましたが、パブリックコメントが9月2日締め切りで開催されています。皆さんの声をぜひお届けください。

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