予算審査特別委員会の後半戦。すべての予算が全会一致で可決されました。

予算審査特別委員会の後半戦です。

後半戦もたくさんの質問がされ、令和2年度の阪南市がこうなるんだなぁ、という事業が紹介されました。主なものを紹介しましょう。上甲の勝手なチョイスですので、もっと知りたい方はこちら(まだ新しいのは載っていませんが、議会で3月26日に予算が議決されてから載ると思います)をご覧ください。

市制施行30周年記念関連事業(新規、100千円)

市制施行30周年という大きな節目を市民と祝うとともに、本市の末永い発展にむけ、10年先、20年先を見据えた新たなまちづくりのきっかけとなるようにする。

介護予防拠点事業(新規、55,346千円)

身近な地域で介護予防活動に参加できる共生型の拠点として、住民主体で取り組む介護予防活動や介護予防教室の展開などを行う。

※(上甲メモ)このブログでも何度も取り上げました介護予防拠点。阪南市は行財政構造改革プランの真っただ中で、老人福祉センターの廃止(P.11表の下から4段目)も取り組み項目でした。老人福祉センターとしては廃止しますが、介護予防拠点としては逆に予算を倍増して取り組みます。高齢者の居場所づくり、介護予防については全く否定するものではありません。積極的に取り組んで欲しいと思います、が、今の阪南市の行財政構造改革プランって一体何なんでしょうね。

データヘルスシステム構築事業(新規、2,399千円)

国保連合会より配布されるKDB突合データを活用し、保険者が保険事業をより有効的に実施するため、データヘルスシステムを構築し、事業の推進を図る。

英語劇鑑賞事業(新規、1,000千円)

英語を主題とした劇の鑑賞会を開催することを通して、英語教育を推進する。

外国人英語指導助手配置事業(新規、28,081千円)

JETプログラムを活用し、小中学校に外国人を派遣することにより、英語教育の推進を図る。

※(上甲メモ)行財政構造改革プラン(P.10 表の下から4段目)の「英語教育指導助手派遣事業の見直し(縮小)を覆しての事業(拡大)です。子ども達の英語を学ぶ環境づくりには大いに賛成いたしますが、阪南市は行財政「構造」改革の真っただ中ですからね。

学校水泳の充実推進事業(新規、2,204千円)

市営プールの閉鎖に伴い、当該市営プールを利用して水泳学習を行っていた学校園を対象に、他のプール等を活用した委託事業を実施する。

※(上甲メモ)これも行財政構造改革プラン(P.12上の表の上から2段目)にある「市営プールの整理」の関連です。所管課が生涯学習推進室と学校教育課で違いますので、行革の視点がぼやけます。しつこいですが、子どもの水泳授業の充実は大いに賛成いたします。

公立幼稚園施設整備事業(繰越)(新規、67,400千円)

はあとり幼稚園の耐震補強及び老朽化対策工事を実施し、まい幼稚園に空調機器を設置する。

水産業振興事務費「聞き書き甲子園」(新規、109千円)

はんなんの海の魅力を全国に発信し、はんなんの海で続いてきた漁業という営みについて、次世代をになう高校生に繋いでいくことを目的に、「聞き書き甲子園」に協力市町村として参加する。

市内企業活性化支援事業(新規、1,500千円)

市内企業のビジネス開拓等を支援し、新たなビジネス展開を生み出し、地域経済の活性化に資するために要する対象経費の一部を補助する。

海洋教育推進事業(新規、3,000千円)

日本財団等が主催する海洋教育パイオニアスクールプログラムを活用し、市内の学校園における海洋教育を推進する。

尾崎駅整備及びまちづくりプロジェクト事業(拡充、1,000千円)

阪南市立地適正化計画の「公共交通利用促進のための施策」を推進するため、尾崎駅の交通結節機能向上に向け、鉄道事業者とともに駅整備を進める。また、「都市機能誘導のための施策」を推進するため、若年層の流入をとりこみつつ、都市機能誘導区域内で、官学連携によるまちづくりを進める。

おまけ:しつこいですけど、どなたか忘れてませんか?

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