一般質問は無事に終了いたしました。「速やかに」「早急に」と言っても1年間ほぼ進まない阪南市政。

一般質問は無事に終了いたしました。youtubeはこちら

たくさんの皆さんに傍聴に来ていただいてありがとうございました。

今回の質問はちょうど1年前に聞いた内容と同じ内容。教育施設の整理統合整備計画についてです。

まず、1年前のおさらいをしますと、、、

【人口について】前回の教育施設の整理統合整備計画(平成18年)→令和元年までで、人口が10%減少してるのに対して、児童数が30%減少しているという現状。特に水野市長になってからのこの4年間の人口減少が著しい。

【適正規模について】学校教育法施行規則によると、
・阪南市の小学校においては現在の8校を10年後には4~6校
・中学校においては現在の4中学校を10年後には2~3校
昨年のご答弁ですので、正確には9年後です。

【前回の整理統合整備計画】平成18年の計画ができあがるまでに2年の歳月を要し、計画を昨年完遂するまでに13年かかりました。

【今後の整理統合整備計画】市長は「子ども達を含めて共生型の社会をどう作っていくのかを踏まえて教育施設の配置というのを早急に、できるだけ速やかに進めていく必要がある」という答弁だった。
教育長は「整理統合整備計画はたくさんの方の意見を伺いながら十分な議論が非常に大事で、これを何とか前に進めていく」という答弁でした。・・・とは言いながら、令和2年度予算には整理統合整備計画のための審議会の予算は計上しておらず、それに関して市長は「計画をいつ立てるかという事ありきではなくて、速やかにしっかりと現状の分析からこれまでの整理統合の総括をして、子ども達のためにいかにあるべきかということを、速やかに検討して形にしたい」という答弁。

このあたりを踏まえて、今回の質問でした。

現状はどうですか?

ハード面、ソフト面で事務担当レベルで検証を行っています。

・今度の整理統合整備計画はこれまでと違う抜本的な計画が必要

・生徒数の推計、子どもは減ってるが必要な教室は増えている

・校区についても整理がいる

・通学距離についても方針がいる

・小中一貫校の考え方を整理

・留守家庭児童会のことも・・・

もろもろの条件整理が必要でお時間をいただいている。

今後どうしますか?

現在の計画の検証を進める中で、課題の整理を行うとともに、令和3年度の上半期に予定されている行財政構造改革プランの見直しの状況を踏まえて、市長部局と連携して学校教育施設の今後のあり方や、新たな整理統合整備計画を策定する場合の進め方等について、検討してまいります。

全然進んでいない印象だが、市長の受け止めは?

《市長》人口減少の引き起こす問題が大きい。行財政改革と課題を合わせて整理をしていく必要性から議論としては(全然進んでいない)そんな風に見えているのかもしれない。「速やかに」というのは議論を早くして今の計画を上手く引き継いでいくという意味である。

・・・・・・・・

まぁ、ちょっと意味わかりませんが、「速やかに」からは程遠い進捗状況です。やる気ないですよね。。。

整理統合以外にも、子ども達の教育環境について、

・ギガスクール

・コロナ対策

STEAM教育

・コミュニティ・スクール(学校運営協議会)

・泉鳥取高校との連携

・地域教育協議会(すこやかネット)

・小中一貫校

・小学校高学年の教科担任制

・35人学級

・海洋教育

・英語教育

これらについて詳しく聞かせていただきました。

これからも子ども達に教育環境を阪南市の魅力として、しっかり育て発信していきたいと思います。来年の3月議会に機会があれば「教育施設の整理統合整備計画について」は又聞きたいと思います。お疲れさまでした。

タイトルとURLをコピーしました