厚生文教常任委員会。小中学校・幼稚園の整理統合整備計画の検証、図書館の指定管理について。

厚生文教常任委員会が開催されました。

議会から付託された案件については少し質問はあったものの全て可決されました。

その他案件で、

・新型コロナワクチン予防接種について

・小中学校・幼稚園の整理統合整備計画の検証

・GIGAスクールビジョン実現に向けた取り組みについて

・図書館の指定管理者制度の取り組みについて

が案件として上がっておりました。youtubeはこちら

特筆すべきは、

小中学校・幼稚園の整理統合整備計画の検証

これは2年前の議会昨年度の議会で私が一般質問で取り上げた項目で、やっと動き出した、という感じです。

この検証報告によると、現時点で適正規模に満たない学校園(小学校1学年2~3、中学校4~6、幼稚園2~3学級)は

尾崎小学校、西鳥取小学校、舞小学校、朝日小学校、貝掛中学校、飯の峯中学校、尾崎幼稚園、はあとり幼稚園、まい幼稚園、朝日幼稚園、これだけあります。

これらすべてを統廃合するのではなくて、施設の老朽化などのたくさんの課題(13項目)があるので、単に学校数を減らすだけでなく、課題を一つ一つ話し合いながら、統合後に教育環境が良くなったと言えるような将来への手立てを講じる必要がある、と説明されています。

今後については、今年度12月議会で「(仮称)阪南市立学校の在り方検討委員会」を設置して、令和4~6年度で検討を重ね、令和7年度以降に市民の皆様と情報共有しながら進めていく、となっています。

委員からも指摘があり、教育長からも答弁ありましたが、現在阪南市の人口減少の状況は緊急事態です。減少スピードがすさまじく出生数でみるとひと学年200人を切ろうとしています。丁寧かつスピード感のある進め方が必要です。

図書館の指定管理者制度導入について

図書館と文化センターをまとめて指定管理者制度を導入するためのスケジュールなどの説明でした。スケジュールは下記の通り。

令和3年10月9日 市民説明会(阪南まもる館)

令和3年 厚生文教常任委員会

〃 12月 議案提出

〃 3月 第1回指定管理者選定委員会

令和4年4月 第2階指定管理者選定委員会、指定管理者募集開始

〃 6月 第3回(候補者プレゼンテーション)、第4回(候補者選定)

〃 9月 議案提出

〃 10月~3月 指定管理者への引継ぎ調整

令和5年4月 指定管理者による図書館運営開始

全体イメージはこんな感じです。

その他として、泉鳥取高校の統廃合について

その他で副委員長から一件質疑がありました。私も新聞報道でびっくりしましたが、泉鳥取高校が令和7年度りんくう湘南と統合とのことです。

泉鳥取高校はこのブログでも何度も紹介させていただいていますが、地域と密接に結びつき、ボランティアや社会教育なども積極的に連携してもらっています。阪南市にはなくてはならない高等学校です。

市長から今後も少しの可能性を探して大阪府に要望を続けてくれるとのことですので、ぜひ期待したいと思います。

その部分のyoutubeはこちら。

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