日々、たくさんの方々とお話ししている中で、最近特に多いのが公共交通についてのご相談やご意見です。
今回、さかそう通信8月号にこの提案を書いたところ、すごく反響が大きいです。「すごい賛成!」「こんなん嫌!」いろんな意見をいただきます。メールもたくさんいただきました。今のところ賛否半々ってところでしょうか。
どういう提案かというと、、、
現在のバスは多い路線で1日8便、少ない路線なら1日5便しかありません。どのコースも1周1時間ほどかかるコースで、朝の病院に行くバスは満員になり、帰りにちょうどいい時間のバスがない、など、使いづらいものになっています。(上の左図)
では、どうやって解決するか。皆さんご存じの通り阪南市はコンパクトなまちなのに鉄道の駅が5つもあります。これを主な交通機関としてもっと活用し、コミュニティバスはタクシーなどと共にそれをしっかり補完する形に変えます。(上の右図)
こうすることによって15分~20分に1本のバス運行が可能となり、本数が増えることによって混雑も緩和します。電車の乗り継ぎなど面倒になる部分もありますが、これから高齢者の移動問題を考えると現状よりは格段に便利になります。 バスが便利になると、利用者が増えます。利用者が増えると、財政への負担も減ります。財政への負担が減ると、他の阪南市の魅力を磨くことへの投資が出来ます。阪南市の魅力が磨かれると、人口が増えます。
、、、というものです。この提案については、私は「この案が完璧!」と思っておらず、様々な角度から公共交通を考える一石を投じることになればいいと思っています。ここから10年、市民の皆様の中では免許証を返納する方も増えてくるでしょう。普段の買い物や通院がたちまち不便になる方も急増するでしょう。ので、今からその対策を講じていかなければなりません。一つ確かなのは、「現在のままでは継続は難しい」ということです。民間にお任せするところは民間に任せ、市民の協力を得てお互いの助け合いでカバーできるところはカバーしあう。公共交通こそ「まちづくりをワガゴトに」しやすい、とても身近な問題です。さぁ、皆さんで考えましょう。
ご意見はジャンジャン私まで届けてください。メールはこちら。