本日は大阪湾の海底耕うんが行われました。
朝早くから阪南市の下荘、西鳥取、尾崎の3漁協で一斉に行われました。
この重たい錨みたいなものを船から降ろし、これで海底を耕します。
稚魚の保全などの目的で普段は漁ができない海岸から2キロメートルのエリアを行ったり来たりして耕うんしていきます。
最近、大阪湾の水質がきれいになり過ぎて海の栄養素が減り、魚が少なくなったので、その改善のために耕うん(撹拌)する目的と、貝毒の原因になるプランクトンの繁殖を防ぐ目的もあります。平成23年から始まった海底耕うん、直接的に効果があるのかは様々な実証をしなければなりませんが実際、今年は大阪湾に貝毒が発生しませんでした。
約2時間の耕うん活動で耕うん機にはたくさんのビニールゴミ等。
皆さんお疲れさまでした。
これからも国・府には海底耕うんの予算を付けていただくように要望し続けていきます。