一般質問が無事に(?)終わりました。一次質問でちょっと言葉が飛んでしまって詰まり焦りましたが、他は何とか収まりました。
今回お聞きしたのは、公共施設等総合管理計画について。4年前にも同じ内容で聞いています。
公共施設等総合管理計画には、「個別の施設で建物管理する計画を作っていきますよー」と書かれてまして、平成28年に策定のものには、
こんな感じ(赤で囲ったところ)で、今年の春に改訂したものにも
こんな感じ(赤で囲ったところ)に書かれています。で、阪南市内で現在利用している106施設のうち、個別で計画作り終わってるのは36施設(34%)。おーい!やる気あるんですかー?、となるわけです。
出来ない理由は、
・比較的新しい建物なので
・耐震基準をクリアしてるので
・地域移譲に向けて10年間をめどに検討中なので
・すでに老朽化した建物なので
・日々の点検補修をやっているので
など様々。(その部分のyoutubeはこちら)
どう考えるか市長に聞くと、未策定の施設について策定するように指示をしてまいる、とのこと。指示しても実行してなかったら意味ないですよね。
あと、施設に関連して2点、深堀しています。
子育て拠点整備
先日の子育て拠点整備特別委員会を受けての質問です。その部分のyoutubeはこちら。
市長は、「民間が来たら民間に任しますわ、という部分に関しては慎重に判断しなければならないので、そこまでの発言はこれまでしていません」とのこと。その部分のyoutubeはこちら。
いや、民間も検討するって言いましたよね。その部分のyoutubeはこちら。民間でやりたいって事業者があるって言いましたよね。その部分のyoutubeはこちら。
迷走しないでくださいね。
給食センター
給食センターについてはまた回を改めてお伝えしたいと思いますが、今回の質問の概要だけ示しておきますと、(その部分のyoutubeはこちら)
・給食センターは6月議会で「委員会付託無し(委員会で深く議論すること無し)」で14億3000万円の改修工事契約を議決しております。
・工事期間中の小学校給食は民間事業者による「食缶式デリバリー方式」2500食×8か月で行います。
・それだけの期間、民間で「食缶式デリバリー方式」でできるなら、通年で民間委託したらどうですか?の問いに、短期間ならやってくれる事業者がいるが、通年で行える事業者は把握できなかった、とのこと。
・近隣市との共立・協力に関しては無理と判断した。
・泉南市では令和7年度から小中学校の給食が民間で「食缶式デリバリー方式」で行われる予定です。
参考資料:泉南市学校給食基本方針
参考資料:阪南市学校給食センター調理・配送業務委託の入札結果
いずれにしても給食センターは2月の厚生文教常任委員会で詳細が説明されるとのことです。しっかり議論していただきたいと思います。
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最後に私が言ったことをここにも記しておきます。子育て拠点の件もそうですし、給食センターについてもそうですが、いずれにしても、我々阪南市は7年前に総合こども館という大きな問題を抱え、市民をないがしろ(とまで言ったら言い過ぎかもしれませんが)に、拙速に、強引に事業を進めると大きな失敗をすることを学びました。2度とあのようなことが起こらないように、市長にはくれぐれも、市民に寄り添い、議会を軽視せず、根拠やデータ、事実に向き合い、慎重に、ただし、積極的にスピード感を持って、プロセスを大切にして進めて欲しいと思います。
お疲れさまでした。
《活動》本会議 等 5