産業廃棄物最終処分場計画地の現地視察

和歌山市滝畑地区、上黒谷地区の産業廃棄物最終処分場計画地の現地視察に寄せていただきました。

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阪南市からもたくさんの方と地元の方もたくさん参加され、まず詳細の説明を受けた後、現地視察させていただきました。

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上の写真は計画地にある南谷池。元々はここも埋め立てられる予定でしたが、計画変更により、ここより上流が埋め立て対象になっています。

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ここが阪南市の山中川、男里川の源流、水源地になります。この水が脈々と流れ流れてホタルと桜の山中渓を通り、バリアフリー化協議中の和泉鳥取駅の横を通り、自然田を過ぎてさつき台の方から流れてくる菟砥川と合流し、男里川になります。大阪湾唯一の貴重な河口干潟を通り、大阪湾に流れています。

この大切な水源地、現在の産廃施設計画ではここも漏れなく産業廃棄物で埋没する予定です。

山中川、男里川流域の地域だけでなく、阪南市、泉南市全域の皆さんでこの施設のことを真剣に考えなくてはなりません。

今回何が問題か。

分水嶺(ぶんすいれい:水域の分岐線)が県境(行政境界)より向うにあります。

どういうことか。

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通常、分水嶺のある部分の県境は便宜上、上の図のようになります。しかし、滝畑地区は下の図のように分水嶺より大阪側に県境があるのです。

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昔、紀州徳川の勢力が強く、大阪から攻められたときに水上からの方が戦いやすいために領土が押し込まれたとの事です。(地元の方のお話)

今回、この事が様々な問題を引き起こしております。これからじっくり皆様にお伝えし、一緒に考えていきたいと思います。

本日企画いただいた市民の会の皆さん、案内いただいた地元の皆さん、本当にありがとうございました。

山口地区連合自治会のホームページ

滝畑地区婦人会のホームページ

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