「阪南市の歌」ご存知でしょうか。歌の中身をじっくり見てみたいと思います。

だいたいどこの市にも、その市の市歌みたいなものがあるのですが、今回は阪南市の歌を紐解いてみましょう。
○阪南市の歌
昭和53年3月1日制定
作詞 百々信也
作曲 小沢直与志
1 茅渟の浦曲によせる波 恵み豊かな海の幸
美し(うまし)歴史をおいもちし 誉れ(ほまれ)を高く掲げよや
ああ阪南 阪南のまち波静か
2 紀泉の山は緑濃く 汗して求む山の幸
生業(なりわい)共に励むとき 人は和みて栄ゆなり
ああ阪南 阪南のまち空碧し(あおし)
3 まちの木松は常緑(とこみどり) さつきの花の紅さゆる
高き文化をめざしつつ 共に手をとり伸びゆかん
ああ阪南 阪南のまち風清し(すがし)
茅渟【ちぬ】 市民憲章にもあるこの「チヌ」は泉州辺りの海を指してこう呼びます。この辺ではクロダイの事も「チヌ」って呼びますね。語源は諸説ありますが、伝説では神武天皇(初代天皇)の東征の時に、神武天皇のお兄さんである五瀬命が傷を負い、この地で洗った事に由来し血沼(ちぬ)の海とする、となっています。
浦曲【うらわ】 海岸の湾曲して入りくんだ所。貝掛中学校の校歌にもこの言葉出てきますね。
松【まつ】阪南市の木です。
さつき【さつき】阪南市の花です。
ちなみに「阪南市の歌」のメロディーはこんな感じです。
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写真は市歌とは関係ありません。
サラダホールが夏仕様になっています。
風鈴の音もどこからか聞こえます。。。どこからでしょう?
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