阪南市職員の皆さんの給料カットの条例が可決いたしました。

3月議会の真っただ中ですが、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、いわゆる職員の皆さんのお給料カットの条例が市長より提案され、賛成多数で議決されました。

昨年の12月議会からの懸案事項となっておりました、「行財政構造改革プランで市民に不便をかけるのに、市役所の決意はどうなってるのか」というところに、一定の方向が出たことになります。

カット額は1.0~2.3%で、年間3,300万円(平成33年度末まで)です。去年末に管理職は先にカットしていますので、それと合わせると年間4,400万円・・・①になります。

今回はこの給与カットと合わせて人事院勧告による給与アップも盛り込まれていまして、こちらは若い職員さんを中心に0.2%のアップで、年間1,200万円・・・②になります。

①と②を差し引いて年間3,200万円のカットになりました。3年間ですので約1億円の削減効果額となります。これまで市長を筆頭に組合との交渉お疲れさまでした。これから阪南市の明るい未来のために頑張ってまいりましょう。

なお今回の議決に至るまでに、この議案に対して大阪維新の会から「人事院勧告のアップの部分は削除して、給与カットの部分だけにする」という議員提案条例も出されましたが、賛成少数で否決されました。そもそも人事院勧告も視野に入れた市長と組合の努力に泥を塗るような案でしたので、私は全体を俯瞰した上で「アップだけ削除案」には反対いたしました。

いずれにいたしましても、職員の皆さんの決意が示された形になりましたので、次は我々議員の番です。(本当は先に決意表明したかったですけど)しっかりと前に向かって一歩一歩進んでいきたいと思います。

とりあえず、これで議会前半が終わり、これから委員会がスタート。しっかり議論していきたいと思います。お疲れさまでした。

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