本日は今年度の第1回図書館協議会を傍聴させていただきました。

本日はお昼から今年度の第1回図書館協議会がコロナ感染対策のもと開催され、傍聴させていただきました。皆さんもご存じ、阪南市の誇りである市立図書館についての協議会です。

何度もこのブログでもお伝えいたしておりますが、現在、阪南市は行財政構造改革プランの進行中でして、そのプランの中には「図書館の指定管理(民間に運営委託すること)」という項目もあります。

市の資料(このPDFの16ページ、項目としては3-10-4)によると令和4年度以降で年間約2,700万円の効果額を計上しているものです。

くれぐれもご注意いただきたいですが、プランに書き込まれているからと言って「議会が図書館の指定管理を進めている」ということではありませんし、「図書館の指定管理が決まってしまっている」という事でもありません。これから条例の改正や予算の内容、事業運営の内容など様々な条件が市から示されてから初めて「議会での審議」となります。公民館の指定管理も同様ですが、市が示しているように「市民サービスの向上」「経費の削減」「民間活力の利用」「持続性の担保」などが保証されない場合、議会は(少なくとも私は)認めません。

現在の市長は総合こども館問題の折に「プロセスが問題であった」として一旦は旧量販店を再利用するとしたものの、最終的には白紙撤回をした経緯がありますので、そのあたりは一番わかっていると思います。

今回の協議会の審議(時間不足でしたが)がしっかりと市政に活かされることを望みますし、議会もしっかり審議を尽くしてまいりたいと思います。

ご準備いただきました皆様、お忙しい中ご参加いただきました委員の皆様、ありがとうございました。

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