総務事業常任委員会と厚生文教常任委員会。案件は少ないですが、とても大切なことが挙がっています。

昨日に総務事業常任委員会、そして本日厚生文教常任委員会が開催されました。

総務事業常任委員会

私はこちらの委員なので質問もさせていただきました。

内容としては9月議会に上程予定の案件はなく、報告案件として新型コロナウイルス感染症対策の国の交付金についての説明がありました。

阪南市としてはすでに国から2.24億円をもらって、ギガスクール(小中学校のタブレットなど)、プレミアム商品券(8月1日~受付スタートしています)、水道料金の割引などを行っていますが、今回の国からの二次補正予算5.47億円(上限)をもらってコロナ対応を行います。そのうち市長が緊急性を鑑み専決処分として議会の議決なしに行うものとして、

・特別給付金(皆さん貰った10万円)の支給対象より後に生まれた赤ちゃんへの10万円給付

・生活困窮世帯(約500世帯)に1世帯3万円の商品券

・家庭ごみ収集作業員などのコロナ感染対策

・市役所のカウンターなどのパーテーション(1階の市役所カウンターが新しくなります!)、透明アクリル板の設置

・避難生活におけるコロナ対策のための備蓄品

・11月の市長選挙のためのパーテーションなど

主な6項目です。この6項目を行った残り約3.8億円は、これから精査をして9月議会で決めるとのことです。

委員会の報告案件としては以上でしたが、「その他」として私から「やさしさ集まれコロナ基金」のお金の使い方について意見を申し上げました。コロナ基金が600万円集まったので、そのうち100万円は地産地消や衛生用品を買うが、残りの500万円については市民から使い道を募集し、9月上旬に審査を行い10月に事業実施をする、とのこと。いやいや、市民の意見を聞くのも大切ですが、そこはビジョンを持ってビシッと決めて実行したら良いのではないのでしょうか。今回のこの提案事業で何人の職員が何日分の人件費を使うのでしょう。これに例えば3人の職員が合計10日かかったとしますよね、30(人日)です。私ならその人件費を行財政構造改革プランで案件に上がっている未利用公有地の処分や、住民センター・公民館・図書館など住民自治に関する今後の在り方のまとめ、これから相当な手間がかかるであろう総合計画や総合戦略の策定など、そちらに人を回すべきだと思います。やるべき仕事が山積みなのにわざわざ仕事を増やしてどうするんでしょう。。。詳しくはyoutubeをご覧ください。

厚生文教常任委員会

私はこちらは委員でないので、傍聴です。

こちらは議会に上程案件もありまして、そちらは粛々と審議され、「その他」のところで、

・コミュニティソーシャルワーカーについて(委員から質疑あり)

・国民健康保険の受診率向上対策について(委員から質疑あり)

・公民館の指定管理者制度の導入について(委員から質疑なし)

・コロナウイルスの大阪府ステージ2について

が、報告されました。私が最も注目していた公民館の指定管理については何ら質疑はありませんでした。こちらは現在事業者を募集している真っただ中です。私は聞きたいことたくさんあったので、改めて確認してこのブログで市民の皆様にご報告したいと思います。

2日間お疲れさまでした。

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