本日は総務事業常任委員会、議会改革推進検討会、〃作業部会。フラフラです。

本日は朝から総務事業常任委員会

3月議会への上程議案の中では、

庁内の組織変更について。

現在の「行政経営室」を企画部門と財政部門を2つに分ける、というのがメインの組織変更です。

平成30年(2018)4月に企画部門(アクセル)と財政部門(ブレーキ)が一緒になって「行政経営室」ができた際、私が議長をさせてもらってましたので、その時の議長総括を引用(いずれも議事録のままコピペ)しますと、、、

上甲議長(当時)「事務分掌条例の改正ということで、まず行政経営室がありました。これ、たくさん質問もありましたけれども、やはり企画と財政という、アクセルとブレーキを両方操作するような部署というのは相当なやっぱり責任と権限と、そして負担もあるかなというふうに思います。以前、阪南市でも同じ組織あったけれども、やはりうまいこといかんかったのでもう今の状態になったというような経緯もございますんで、やはり人選が肝になるところがあるかなと。もちろん、周りからのフォローも大切かなと思いますので、そのあたりしっかり進めていただきたいと思います。」(平成29年10月委員会)

上甲議長(当時)「行政経営室の新設というふうな議論がありました。前回のこの常任委員会でもちょっとお話ししたかもしれませんけれども、企画部門と財政部門が一つになるというようなことで、やはり先ほども何個か意見が出ていましたけれども、今まではほんまに連携ができていなかったのかというようなところをしっかり確かめていただきたいし、昔、私も知らんのですけれども、もともとは一つのセクションであったというようなことも聞き及んでいます。それが一つの理由があって分かれたというようなところ、そのときもちゃんと理由があって、そのときの理由は何だったのかと、なぜうまいこといかなかったのかというようなこともしっかり踏まえて、組織、今後の組み立てをしてほしいということ、またかなり集中すると思われる室長権限というか室の権限、それに関してはやっぱりメンテナンスももちろんそうですけれども、市役所全体でその辺のフォローアップができるような体制づくりをしっかり市長初め部課長の皆さんでとっていただきたいなというふうに思います。」(平成29年12月委員会)

まぁ、こんなメッセージを言わせてもらったのですが、あれから3年、、、

本日の委員会では「行財政改革プランにおいて着実な進捗管理をする(この2年間十分でなかった)ため、チェック体制をしっかりするために、企画は未来創生部政策共創室が、財政は総務部行財政構造改革推進室が担います。」とのこと。

要は組織運営の失敗です。3月議会でこの組織替えにいくら費用がかかるのか、この3年間の市の損失はいかほどか、その責任は、そして新しい組織の機能や効果について、その信ぴょう性、などなど、しっかり質していきたいと思います。

議会上程案件以外では、

はなてぃアクションの見直しについて

昨年の10月にこのブログに書いていますが、今回、阪南市の市民協働、はなてぃアクションに関して。

2年前に阪南市の400事務事業すべてをオープンにさらけ出して、市民協働の協力をお願いした「はなてぃアクション」でしたが、今回、

阪南市行政サービス協働化制度審査会より市に対して制度設計の見直しに取り組むように意見があったので、

400事務事業のうち、法令受託事務や広域行政事務、正規職員の人件費が1人(860万円)以上の事務などを除き、かつ、提案内容を深める前に事前協議をしっかり行って駄目なものは駄目とちゃんと伝えておく、という市民協働の窓口を狭める方向性に見直されました

(2月10日訂正:正規職員の人件費が1人以下を除外ではなく、1人(860万円)以上の事務事業を除外するらしいです。申し訳ありません、私が勘違いしていました。)

本日私、相当突っ込んで質問させていただきましたが、阪南市行政サービス協働化制度審査会の指摘はこうでした。

・・・市の事業担当課が現状を把握し、明確な方針をもって取り組まなければ、民間との協働は成り立たず、本事業に対する姿勢の見直しが必要です。・・・

とか

はなてぃアクションにおいて、協働事業の実現性を高め、より良い提案内容とするためには、市と提案者の十分な協議が必須です。しかしながら、本事業については、昨年度の審査会結果における「市に対する意見」について十分な対応ができていません。そのような中、昨年度に続き、提案書が提出されている経過を踏まえ、市は、引き続き、持続可能な本事業のあり方を検討するとともに、はなてぃアクションの制度設計の見直しを含め、協働事業推進の仕組みづくりに取り組まれたい。

・・・これ、読んでもらったら分かると思いますけど、審査会は、窓口を狭めろと言っているのではなく、市民協働のビジョンを明確にして、市はちゃんと提案者に寄り添い伴走できる仕組みづくりしなさいよ、って言ってるんです。

これに対して、市は伴走支援をするとアイデア供与に当たり、随意契約のための公平公正を担保できない。しかし、職員には「どうしたら結実するのか」を考えて提案者と臨んでほしいとメッセージしている、という答弁。

まぁ昨年も言いましたが、市長には市民協働を本気でやる気がないのなら何もせずに静かにして欲しいと思います。

その他

委員会ではコロナのクラスターのことや、先週末の土曜日開催された地域懇談会についてのことも聞きました。その内容についてはyoutube見てください。

総務事業常任委員会が終わって昼からは、議会改革推進検討会。

それが終わったら、その作業部会。

一日みっちり会議させてもらいました。

お疲れさまでした。

タイトルとURLをコピーしました