6月議会が無事に終わりました。泉鳥取高校の今後について大阪府には阪南市と十分に協議するよう意見書を提出。

色々ありましたが、6月議会が無事に閉幕しました。

議会議案として令和6年度末をもって閉校が決まった大阪府立泉鳥取高校の今後について、意見書を「全会一致」で可決いたしました。

意見書全文は後程コピペしておきますが概要は、泉鳥取高校がこれまで阪南市において果たされてきた実績は「まちづくり」という観点においても大きな役割があって、これを失う影響は阪南市にとってとても大きなもの。地域の大切な資源であるこの高校の有効活用については、大阪府・大阪府教委には阪南市や周辺が成長発展するような施設へ転用してもらうよう、阪南市と十分に協議を行ってくださいね、決して勝手に決めないでね。という内容です。

いずれにしても、全会一致で、全阪南市民からの声、という形で可決できてよかったです。

ご準備いただきました皆様ありがとうございました。

写真は記事とは関係ありません。先日の田植えの時の苗床。緑がまぶしいです。

以下、記事の意見書をコピペしておきますね。

議会議案第10号
大阪府立泉鳥取高校統合に関する意見書
標記の件につき 、阪南市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出する。
令和4年6月23日提出
提出者 阪南市議会議員 角野信和
賛成者 阪南市議会議員 福田雅之
賛成者 阪南市議会議員 浅井妙子
賛成者 阪南市議会議員 畑中譲
賛成者 阪南市議会議員 上甲誠

提案理由
大阪府立泉鳥取高校
統合に係る諸課題を解消するための措置

大阪府立泉鳥取高校統合に関する意見書

令和4年3月24日開催の開催の大阪府議会定例会において、「府立学校条例改正案」が可決され、本市にある泉鳥取高校が令和6年度末をもって閉校となることが正式に決まりました。
阪南市議会といたしましては、これまで泉鳥取高校が果たしてきた教育活動や地域福祉の向上に寄与をいただいてきた実績や、さらにJR和泉鳥取駅周辺の賑わいを考えますと、この決定は非常に残念な結果でしたでした。
この春に入学した生徒たちは、3年後、泉鳥取高校最後の卒業生となります。生徒のみなさんの3年間が、充実した3年間であるようります。
同校がこれまで果たされてきた実績は、まちづくりという観点においても大きな役割を担ってきたところであり、同校を失う影響は計り知れません。その影響を少しでも抑え、また、地域の社会資源としての機能をさらに高めるためにも、同校の今後の有効活用は、大きな課題となります。
つきましては、今後の同校跡の利用にあたり、大阪府教育委員会もしくは大阪府として、本市ならびに近隣市町の成長・発展に資する施設への転用を強く求めるところです。その際、本市と十分に協議を行っていただきますよう、併せて要望いたします。
また、同校の機能統合の理由の理由として、「泉鳥取高校に通っている生徒の出身地域に在籍する中学生の修学機会が確保できること」があげられております。よって経済的あるいは身体的精神的な理由によって遠距離通学が難しい本市の中学生の進学先として、一番近い公立高校となるりんくう翔南高校への入学に、配慮をいただきますよう、要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
令和4年6月23日
大阪府阪南市議会

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