二元代表制

少し難しい話ですが、
政治、特に地方自治の中で
「二元代表制」
これについて勉強したいと思います。

日本の憲法では
地方自治についてその長と議会議員を選挙で選びなさい、
となっています。
阪南市長と阪南市議会議員は選挙で選ばれています。
この双方がお互いに良い関係で緊張関係にあり、
お互いに阪南市の将来のために働いていく、
いわゆるこれが
「二元代表制」です。

国は違いますね。
国会議員は選挙で選びますが、
内閣や首相は国会議員内で選びます。
これは
「議院内閣制」といって
地方自治とは全然違うところです。
こちらの説明はウィキペディアに任せます。

さて「二元代表制」、
言葉は難しいですよね。
議員の仕事は以前にブログに書いているので、
そちらを参考にしていただくとして、
「議会」と「市長」
この関係を整理したいと思います。

市長には
政策や予算など、
これからの阪南市の将来について「提案権」はありますが、
「決定権」はありません。
「決定権」つまり「議決権」を持っているのは議会です。
市長の「提案」を議会が「決定」する、
こんな関係になっています。
もちろん議決された事案に対して、
市長は執行権(権利なんですね。。。)を持ち、
どんどん執行していきます。

もちろんお互いに
暴走しないため、
阪南市の行政のスムーズな進行を阻害しないため、
市長は議会に対する「解散権」、
議会は市長に対する「不信任決議」、
それぞれの権利もあります。

大切なことは
「議決権」は議会にある、
ということです。
阪南市の未来のために、
考え、議論し、責任をもって「決定」するためには、
議員一人一人が相当勉強しなければなりません。
もちろん前向きな志も持たなければなりません。
一人で対処しきれないところは
適切なパーティを組んで進めていかなければなりません。

頑張っていきたいと思います。
どうか市民の皆さんにおかれましても
たくさんのご意見を議員にお寄せいただき、
阪南市の将来、
子ども達の将来について、
一緒に考えていきましょう。

IMG_1906

写真は最近の議場の様子。
いつもは
議席の机の上に議員の名札が立っていますが、
議席が決まりきっていない時でしたので、
立っていません。
(現在は決まっています。私今まで1番でしたけど、これからは11番になります。)
月曜日からは臨時議会で、
議長などの役員が選出されます。

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