初代天皇、神武天皇の東征と阪南市について。その2

その1からの続き物です。

さて、泉南市に 雄水門(おのみなと)がありますが、それをお守りしているのは男神社(おのじんじゃ)です。

とても荘厳な雰囲気の神社です。

初代天皇ゆかりの神社なので菊の御紋があちらこちらに見えます。

そして、男神社にまつわって「七塚」というものがあります。泉南市のお寿司屋さんの隣に碑が立っています。

その横には説明文。

説明にはこうあります。

神武天皇東征の砌、皇兄彦五瀬命の御軍が進路を熊野にとるため、大阪湾を南下の途中、彦五瀬命 が孔舎衛の坂で長髄彦との戦いで負った矢傷が悪化したため、
雄水門(現 天神の森)に上陸。雄水門から和歌山の釜山神社へ向かう途上戦傷で息切れした家来たちを埋葬し祀った場所のひとつ。この地の他、阪南市「平野山」「山中新家」に同様の塚が祀られている。七塚は、傷の手当てをした子孫の直系男子が継承する「男神社 右・左座」の両座でお参りを続けている。

7つあった塚のうち3つが残っており、そのうち2つが阪南市にあると記しています。

阪南市に祀っている一つ、鳥取中の長楽寺です。

こちらがその塚です。きれいなしめ縄が飾られ、お酒がお供えされていました。

長楽寺はとても凛とした空間でとてもいいお寺でした。ぜひ皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか。

今回は2日に分けて神武天皇の東征と泉南市、阪南市の特集をお送りしました。なにか神武天皇東征にかかわる市町として、観光振興や産業振興、文化振興などに繋がらないかなぁと模索しています。情報を求めます。

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