初代天皇、神武天皇の東征と阪南市について。その1

本年は今上天皇陛下がご譲位されることもあり、皇族についての話題が多いです。

ご存知の通り、今上天皇陛下は125代天皇であり、初代天皇は神武天皇、即位は紀元前660年(諸説あります)です。神武天皇が即位される前、3人のお兄さん達と一緒に宮崎県を出発し奈良県の橿原市まで「神武東征」を行います。詳しくはウィキペディアに任せます。

その神武東征を現在、宮崎市・橿原市が中心になって日本遺産への登録を申請しています。

宮崎市の報道発表

協議会の参画市町村は22団体で以下の通りです。

宮崎県 :高原町、都農町、宮崎市、日向市

大分県 :佐伯市、大分市、宇佐市

福岡県 :芦屋町、北九州市

広島県 :府中町

岡山県 :笠岡市、岡山市

大阪府 :東大阪市、泉南市

和歌山県:和歌山市、那智勝浦町、新宮市

三重県 :熊野市

奈良県 :東吉野村、宇陀市、桜井市、橿原市

なんと、阪南市のお隣、泉南市もメンバーではないですか!そうなんです、この大阪湾、特に泉南市と阪南市には大阪湾が「茅渟(ちぬ)の海」と呼ばれるゆかりの地があるのです。

前述した東征に一緒に向かった神武天皇のお兄さんのうち、一番上のお兄さんである五瀬命(いつせのみこと)が浪速国を攻めているときに矢を受けてしまい、泉南市辺りで傷が悪化、泉南市の 雄水門(おのみなと、男之水門) で雄たけびを上げ、地元民の必死の看病も実らず亡くなります。(日本書紀では和歌山の竈山(かまやま)神社で亡くなったとされています)

泉南市の雄水門 の記念碑です。ここと阪南市の関係など、詳しくはその2に続きます。お楽しみに。

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