第6回まちづくり市民会議が開催されました。
今回のお題は行財政構造改革プランにおける図書館の指定管理制度導入について。
前段は図書館長による図書館のこれまでと現状の説明があり、後段はいつものとおりブレインストーミング。
本当にたくさんの意見が出ましたし、図書館の魅力や、図書館が市民の皆さんにとってとても大切なことを改めて強く認識しました。出た意見はまとめられて市に提出されます。これまで図書館視察(都城市、高石市など)もさせてもらいましたが、しっかり踏まえ考えて議論を進めたいと思います。
さて、阪南市立図書館を数字的に検証してみます。
図書館に登録している阪南市民は2人に1人(50%)。図書館を利用している阪南市民は7人に1人(15%)。
市民1人当たりの貸出冊数は約8冊(大阪府平均約6冊、全国平均約5冊)。
貸出冊数に購入図書の平均単価をかけて人口で割る「市民1人当たりのサービス効果額」は、
12,000円強です。上のグラフはここ10年の推移。ここ数年、右肩上がりです。
現在「図書館フレンズ」と呼ばれるボランティアが91名。配架や図書の修理、館内の装飾や読み聞かせなどたくさんの事業を展開していただいています。
図書館年報ではこれ以外にもたくさんの数字が紹介されています。興味のあられる方はぜひ見てみてくださいね。
今回の市民会議、ご準備いただきました皆さん、図書館長、そして参加いただいた多くの皆様、ありがとうございました。