台風24号と台風21号の差を覚えておく。

今回の台風24号は、21号の記憶が新しいので、市民皆さんがしっかり備えをし、最終的には260人を超える皆さんが避難をされるという結果に終わりました。

私が朝見渡した限りではブルーシートも飛んでおらず、そう大きな被害は見当たりませんでした。昨日の上陸のタイミングも外を観察していましたが、9月4日21号とは風も雨も全然マシでした。とはいいつつも、24号、全国的には大きな被害が出ているようです。被害にあわれた方々に心からお見舞いを申し上げます。

さて、台風24号と21号の経路(進路)を阪南市の視点で比較しておきます。

これが21号です。経路は太平洋、沖縄の手前でスライスして、室戸岬から淡路島~神戸へ抜けていっています。

こちらが昨日の24号です。同じく太平洋、今度は沖縄を超えてからスライスして、室戸岬から歌山県田辺市あたり~伊勢へ抜けています。

こうして見ると、室戸岬への入射角が非常に重要だということが分かります。

そして、台風の右側か左側によってこんなにも違うということをまず覚えておかなくてはなりません。24号のようなルートでは大阪は紀伊山地、和泉山脈にガードされて勢力が弱まりましたし、逆に21号のルートだと大阪はモロに台風の被害が出ます。太平洋には25号も発生していますのでしっかり警戒し、ルートを注視したいと思います。

今回も昨日のお昼12時から、夜中の12時まで災害対策本部で市の職員さん、消防、警察の皆さんが避難所運営などの災害対応していただきました。お疲れさまでした、本当にありがとうございました。

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