昨日は市長タウンミーティング4回目(/全6回)。終始和やかな雰囲気でした。

昨日は寒い雨の中、市長タウンミーティング4回目、箱作住民センターでの開催です。

参加者25人、内訳は議員など市関係者6人と市民の皆さん19人でした。説明者側は市長はじめ部長・課長など市関係者が9人。全部合わせると29人、和室に畳用の椅子をたくさん置いて着席、こんな会場でした。

今回も同様のプログラムで進行しますが、いつもと違い、終始和やかなムードで進行された気がします。市民の皆さんからの意見はこんな感じでした。

・旧家電量販店については、とにかく期限を決めて進めなくてはいけない。

・旧家電量販店という大変なお荷物を抱えて半ば同情する。市長と市役所がしっかり協力しないと市民から叱責を受ける。

・毎日あのグレーの建物の前を通り、見るのもつらい。

・旧家電量販店については政治的手腕が必要。魅力ある使い方をしてはどうか。

損切は早く。

・阪南市の豊かな環境をもっと活かさなければいけない。

・広報はんなん1月号のガードレール塗装の記事。これが本当の市民協働だ。

・箱作公園にもっと手を入れて利用すべき。

・病院の債権放棄、議会では決まったらしいがもっと払ってない人に何回も徴収してもらう努力をしてほしい。

・下荘保育所(の子育て拠点整備計画)を先延ばししすぎである。大地震が来たら市の責任である。

・老人福祉センターについては絶対に無くさないでほしい。

こんな感じでした。いつもの通り速記メモなので抜けているものもあるかも知れません。上記に対して市長の答弁はざっと以下の通り。

・旧家電量販店については冒頭の説明の通り。議会と共に「売る」と判断し、方針決定しているので、明確な答弁は差し控えるが、私の考えとしては、いつまでも今のままではいられず、平成31年度予算に地代を組み込んでいるかがポイントとなる。 (もちろん地権者の理解がある上で) 再賃貸・売却・再利用を探っていくが、直近においては現条件で売りさばいていく。

・市民協働においては職員にもっと街に出ていくように指示をしている。

・市民協働は言葉だけではなく、着実に実績を上げようと市内の多くの活動者の支援する方法がないか、市の事業と一緒に活動できるものがないか探っており、すぐに提案し予算編成に反映させる。

・箱の浦、舞地域などの日本の中においても先行した活動について支援をさせていただきたい。それらを支える予算編成をする。できるだけ協働の実績をあげたい。

・箱作公園の活用については、もっと多くの方が活用していただけるよう、また市民のご協力がをいただけるよう、 一度持ち帰って議論をしたい。

・里山については大きな取り組みとしてスタートできる予算編成にするので楽しみにしてほしい。

・子育て拠点については下荘保育所・石田保育所などの第2ステージ(計画では平成35年以降)はできるだけ前倒ししたい。

・老人福祉センターについては風呂とボイラーがとても古く、 利用者や費用対効果を検討するが復旧は難しい。高齢者対策として老人福祉センターをやめるという事は高齢者に対する施策に力を入れへんというのではなく、「お風呂をやめる」ということである。 高齢者施策として、高齢者の生活に近いところで交流・学習する場、楽しんでいただく場は新しく作らなければならない。多世代が集える拠点整備をしっかり提案していく。

・公民館・図書館の指定管理についての指摘については、公民館・図書館が今の予算の中で社会教育施設として、今後の少子高齢化社会の課題・地域の実情に立ち向かっていけない。これからは企業も含めて市民協働参画で運営できないかという提案である。中身は皆さんと一緒に探り、意見交換の場を設けさせていただく。

・切れ目のない「子育て」として、誰も一人ぼっちにさせない。誰も排除しない。他所から阪南市に来て困ってられる方もよく聞く。お金を出してサービス合戦をする余裕はないが、もっともっと見える形で充実させ、「阪南市に行けば(大丈夫)」と一人ぼっちにさせない制度を取り組んでいく。

以上です。私が行かせていただいたどの会場より和やかな雰囲気で、市長もたくさん丁寧に答えられていました。市長タウンミーティングはあと2回。本日の西鳥取公民館19時から、と日曜日の防災コミュニティセンター13時(午後1時)からです。

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