はなてぃアクション・はんなん共創事業プランコンペ、いずれも公民協働の糸口。

阪南市役所からお知らせが二つ届いています。その名も、「はなてぃアクション」「はんなん共創事業プランコンペ」です。

名前を聞いても「?」なので、少し説明させてもらいます。

いずれも令和元年度予算の主要事業の一つです。

はなてぃアクション

これは阪南市の約400ある事業をフルオープンにして、様々な団体のアイデアをもらって、良ければその団体に業務委託する。

という制度です。

6月11日を皮切りに説明会が始まります。詳しくはこちら

これまで、行財政構造改革プランにおける協働化テストの実施ということで議論されてきました。先例としては我孫子市の提案型公共サービス民営化制度尼崎市の提案型事業委託制度があります(そのほかはこちらをご覧ください)。内容を見てもらったら分かりますが、すでに阪南市では民間委託してしまっているようなものもたくさん含まれています。目新しいものといえば、市役所の窓口業務(泉佐野は既にやってますね)、市税の滞納管理、市のフォーラムや講座の開催、学校施設管理や校務員配置、、、こんなところでしょうか。

今まであった市民協働事業提案制度との違いは「提案は市民公益団体でなくてもよい」「事務事業にないものは提案できない」ということ。あとの手続きは似てますので、先日も委員会で言いましたが、将来的には一体化できそうですね。

いずれにしても、たくさんの事業者に説明会を聞いてもらいたいですね。よろしくお願いします。

はんなん共創事業プランコンペ

こちらは市民活動センター夢プラザが行うもので、事前セミナーが5月26日(日)に開催されます。詳しくはこちら

事業は、「地域課題の解決」や「地域の活性化」などをめざすためのアイデアを事業プランとして募集し、コンペ形式で審査を行うというものです。

市民協働事業提案制度が、市民公益団体が市と協働して事業を行うものであるのに対して、市と協働でなくても事業提案できるというところでしょうか。最近、中学生のボランティア参加も積極的になっていますし、「いろんなアイデア、事業や活動をサポートしますよ」という取り組みとのことです。ただし事業に対して大きく予算取りはしていませんので、主にウェブを使ったPRや市の施設利用など、具体的に大きな予算がかからないサポートになると思います。

こちらも、事業プレゼン→質疑→審査→決定→実行というような手順は同じだと思いますので、市民参画として将来的には一体化できるかもしれません。何だったらこの「市民参画、公民協働」というところの新規開拓・提案審査自体が民間委託できるかもしれませんね。どうぞみんながワガゴトになって、かつ合理的に前進できますように、よろしくお願いします。

写真は市民協働と関係ありません。この時期、私が駅立ちさせていただいている駅の出入り口の中で尾崎駅のここだけが唯一、朝6時から思いっきり日向になりまして、2時間で汗びっしょりになります。たくさんのお声掛け、ありがとうございました。

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