令和元年度大阪府南部市議会議長会議員研修会「台風21号を教訓とした災害に強いまちづくり」

本日は泉南市文化ホールで行われました令和元年度大阪府南部市議会議長会議員研修会「台風21号を教訓とした災害に強いまちづくり」でした。

河田惠昭氏の講演は実に6年ぶり。前回は岸和田でした。

思い出すとこの6年間、南海トラフ地震が起きなくて良かった。本日も講演の内容で何回も出てきました南海トラフ大地震。

行政はかつて起こったことのないことは「起こらないこと」として想定する。本当は未経験の事が起こった時にどうするか、その備えが大切なのに、とりあえず「起こらないこと」としてしまう。

阪南市で言えば昨日の委員会の内容もそう。もし地震が起こって、耐震診断で指摘を受けていた建物で子ども達が万が一怪我でもしたら「想定外でした」とか言い訳するのですかね。本当に市長にはワガゴトとして考えてほしいものです。

さて、講演の方は、最終的に防災、縮災、復旧には市民が意思決定へのプロセスに参加しているかどうかが大切、「自助・共助」が普段から意識できているかが大きな問題であるということ、高度経済成長期に失った災害に対する情報を正しくツタエル日本文化を再構築しなければならない、などなどたくさんの貴重なお話をお聞かせいただきました。これからの議員活動、議会活動にしっかり活かしていきたいと思います。

ご準備いただきました泉南市の事務局の皆さま、南部市議会議長会の皆様、ありがとうございました。

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