ビジョンのない市長:「財政再建が急務」どうなったら健全な状態?「これから精査します」

本日は総務事業常任委員会でした。

今回すみません、youtubeですが機械の不具合で音声のみの公開になってしまっています。

3月議会に付託された議案に関しては全て全会一致で可決されました。

その他の案件として行財政構造改革プランの進捗状況の報告がありました。

その質疑答弁の中で他の議員からも「市長にビジョンがない」「決断力がない」「スピードがない」といった指摘が連発(youtube)しておりましたし、委員長からも「市長の答弁が他人事に聞こえる。もう少しワガゴト、わが町として答弁するように(youtube)」という指摘もありました。

市長はその指摘に関して「財政再建は急務」「行政の自立」「住民自治」、命をかけてやっている、、、などなど。

私と市長のやりとり(youtube)を記しておきます。※最初にちっさい声で「分かった!」って閃いた時の声が入ってしまっています(笑)。

上甲「財政再建が急務というが、財政再建はどの状態がゴール?」

市長「財政力指数がアップすることに尽きる」

上甲「具体的な数字は?」

市長「それはもう少し精査します」・・・ってちょっと!

上甲「その状態がビジョンがないということ」

・・・ちょっと悲しくなりますね。ほんまに命かけてます?ビジョンなさ過ぎ、ヒトゴト過ぎます。

では、

せっかくなんで財政力指数についても勉強しておきましょうかね?

阪南市の財政力指数は平成30年決算の段階で0.546です。人口が多く、標準財政規模の比較的小さかったころは0.6を超えていた時もありますが、現在は0.55前後を上下しています。

阪南市の0.546は大阪府下の市の中では最も低く(全国平均は0.51あたり)、お隣泉南市は0.750、泉佐野市0.947、貝塚市0.687、岸和田市0.622、岬町0.527という数字になっています。市長が命を懸けて行財政構造改革に取り組んでいるそうですので、令和元年度の決算時の数字がどれぐらい上がっているのか、期待したいと思います。

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