人こそ街なり  阪南市議会議員 上甲 誠

~ONE ACTION 時代の1歩先をゆくまち 阪南~

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本日で3月議会が閉会いたしました。25%報酬カットの議案、政務活動費削減の議案について。

      2022/03/25

本日で3月議会が閉会いたしました。

本日の議案の中で議会議案として大阪維新の会から「議員報酬25%カット」「タブレット端末にかかっている金額を政務活動費から削減」という提案がありましたが、双方とも反対させていただきました。

昨年の秋の選挙で私は「阪南市が財政非常事態宣言発出中なので議員報酬25%カットし、浮いたお金で阪南市の人口を増やす」と公約させていただいていますので、「あれ?なんで反対なん?」と思われる方がいらっしゃると思いますので説明します。

というか、本日の反対討論の部分を見ていただくのが早いかも知れません。

私の反対討論の部分のyoutubeはこちら。何をしゃべったのかはこのブログの最後に原稿をコピペしておきます。

そこに至るまで、提案者にたくさんの質問がされました。福田議員の質問部分のyoutubeはこちら。岡議員の質問部分のyoutubeはこちら。二神議員の質問部分のyoutubeはこちら。私からの質問のyoutubeはこちら

もう一つの議案、政務活動費に関しても様々な質問がされました。

上記2案はいずれも、賛成少数のため否決されました。

議員報酬25%カットに対する上甲誠の反対討論(原稿なので多少違うと思いますが主旨はこのままです)

議会議案 第 5 号 に対して反対の立場から討論を行います。

この議員報酬25%カットに関しては先の市議会議員選挙において、私自身も公約として掲げさせていただいております。なのになぜ、反対討論を行うのか。これから説明させていただきます。

まず、大前提として昨年の選挙の時、私自身は阪南市に今一番必要なことは、「人口を増やすこと」だと訴えさせていただき、そのためには「子育て世代に選んでもらえる阪南市になること」が必要である、と訴えさせていただいておりました。そのために財政非常事態宣言下にある阪南市にできること、財政非常事態宣言から1日も早い脱却をするためにできること、それは議員報酬25%カットであり、浮いた財源で子ども医療費助成の拡充をします、という公約をさせていただいております。
その思いは現在も寸分もたがわず、「公約実現」のためにこれからも精いっぱい活動を続けていく所存でございます。

さて、今回、この議員報酬25%カットの議案に対しては以下に述べます3点を理由に反対をさせていただきます。

まず、議員報酬に関しては現在、議長からいただいた諮問を一昨年から議会改革推進検討会にかけ、すべての会派の満場一致で、「特別職給料等審議会」にて阪南市議会議員の報酬が妥当なものか、高すぎるものなのかを審議していただくよう、議長に答申をいたしまして、現在、議長から市長へと審議会の開催について要望していただいているところであり、その結果・答申を待たずして、別途、当該事案に関して、議論するというのは、議会の総意に対して、またお願いしている市長に対して、非常に無礼だと考えます。
議員報酬の妥当性とは別で、財政非常事態宣言の一日も早い脱却のための報酬カットならまだ理解もできますし、それなら賛成もさせていただきますが、議案の中にも、説明の中にも「財政非常事態宣言中のみの報酬カット、財政非常事態宣言が解除された暁には特別職給料等審議会の答申に従った報酬額」という言葉が見当たりません。よって本議案に関しては反対させていただきます。

第2に先の質問答弁にもありましたが、提案者は「公約実現」のためにこの議案を上程すると言っていますが、公約実現とは口だけで、現実的には議場での過半数獲得のための事前の調整や各議員の意見を聞いて修正を行うのでもなく、否決することが分かっていることを、ただのパフォーマンスだけのために上程していることです。提案者の会派以外の議員も一人ひとり、私も含めて、阪南市議会議員であります。それぞれ市民のたくさんの信託を受けてこの市議会に臨んでいます。そのたくさんの市民の意志を尊重せずに、自分のパフォーマンスだけのために議会を、そして市民を翻弄するのは、私は違うと思います。25%削減の山の頂上に登るために、とりあえず、その途中の5合目まではみんなで登りましょう、とか、せめて3合目までは頑張りましょう、とかいった阪南市を良いまちにするための歩み寄りが必要だと思います。よって1ミリの歩み寄りも感じられない本議案に反対いたします。

3つ目は議会運営についてです。本来ならば議会運営に関しては議会運営委員会で議論されるべき内容ですが、議会運営委員会の委員長が、「議論は議場で」とおっしゃったので、少し論じておきたいと思います。議会運営委員会委員長は委員会の運営、すなわち議会運営に関して「秩序を保持する」べきであります。現在の議会運営委員会の委員長においては、委員長が考える方向性は事前に示されるべきであって、委員みんなの賛成・反対意見を聞いたあとに、みんなの意見と違う意見を述べ、議会運営に混乱をきたすというのは、議会・委員会の秩序を守ろうとしているとは到底考えられません。先ほども申した通り、委員長がみんなと違う意見なら事前に情報共有し、多くの意見を求めることが道理と思います。われわれは議員ですから、もちろん、考えの違う意見を述べ合い、議論することは大切です。そこから、合意形成を導くため、白でもなく黒でもない、出来るだけ皆が納得できるグレーを探す作業をするべきです。「このグレーは私が思うまっ黒でないので反対」というスタンスは、いつまでも議論だけがループする、PDCAの「D」が抜けた、まさにPCAサイクルの原因になります。少し長くなりましたが、昨日のウクライナのゼレンスキー大統領の演説で賛辞していただいたように、日本は調和を作り、調和を維持する素晴らしい能力をもった国です。議会・委員会の秩序を乱し、議会を翻弄する本議案に反対します。

以上、3点の理由から本議案に反対するものでありますが、冒頭に申し上げた通り、現在の阪南市の財政非常事態宣言の1日も早い脱却を目指した、議員報酬25%削減、そして阪南市の人口を増やすための子育て世代への投資に関しては私の公約として、これからも実現に向けて一つ一つ積み上げることをここに宣言し、私の反対討論といたします。

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